それは初夏のこと。僕はいつものように夜の山に登り、満天に煌く星空を眺めていた。すると突然、林の中から仙人のような風貌の男が現れ僕に告げた。
「ナナチのアクスタをつくりなさい」
その言葉を聞いた時、僕の脳髄に雷が落ちたような衝撃が走った。そして家に帰ると無我夢中でアクスタを作った。
そうして出来上がった約10×6cm両面刷りのナナチアクスタ。
完成品を眺めながら、創作って楽しいなとつくづく感じ、やっぱりナナチは可愛いなと心底思うのであった。
そして、あの林の中から現れた男は、一体何者だったのだろうか。