1/700 大阪商船 洛東丸型貨客船 1隻
- 民間船¥ 4,350
- 陸軍病院船¥ 4,500
- 特設砲艦¥ 4,500
洛東丸型貨客船は、大阪商船が浦賀船渠に昭和10年頃に建造させた7隻の貨客船の初期3隻の「洛東丸」「大同丸」「龍興丸」で、大阪-朝鮮北部を結ぶために建造した船です。(資料・本によっては「慶興丸」「咸興丸」を加えた5隻が同型船としてますが、少なくともは船橋部分の形状が大幅に異なるため、模型的には同型船とは言い難いです。また、「新興丸」「瑞興丸」を更に加えて7隻姉妹とする場合もありますし、米軍の識別表では「射水丸」を更に含んでいます。) 就航当初は3隻とも朝鮮北部航路へ就航し、竣工まもない昭和11年「龍興丸」が海軍観艦式の拝観船として参加。翌昭和12年から陸軍病院船として徴用と解用を繰り替えしていました。昭和14年には「洛東丸」が中国天津航路へ配置換え。昭和15年には「大同丸」が海軍特設砲艦として徴用され、昭和16年日米開戦直前に「洛東丸」が海軍特設運送船として徴用を受け、第二次大戦に突入しいずれも戦没いたしました。 ◆各バリエーションの特徴 どのバリエーションにつきましても、限られた資料からの想定となります。場合によってはキット内容の全面的な差し替えざるを得ない場合がありますので、予めご了承下さい。 ・民間船 煙突には、ファンネルマークがあり一番ベーシックな状態です。 ・陸軍病院船 「龍興丸」の日中戦争から太平洋戦争中の病院船時代を想定したキットで、ファンネルマーク部分は赤十字となっております。また、民間船Verに各種赤十字の標識が追加されております。 ・特設砲艦(特設運送船) 「大同丸」の太平洋戦争中の特設砲艦時代を想定したキットで、ファンネルマークは無しになっております。民間船Verに特設砲艦としての砲座、12cm砲、単装機銃、対潜艤装などを盛り込んであります。(艤装は他船を参考にしたもので根拠はありません) ★本キット(特設砲艦)は、部品点数が多く予備パーツがほぼ無いので弊社販売の別キットを組立て慣れた上での購入をオススメいたします。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装組立キットとなります。また、船体と台座の切り外しにホビー用ノコギリ(レザーソー)などが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 完成時全長:約13.6cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日 民間船:2023年8月5日 陸軍病院船:2023年8月3日 特設砲艦:2023年8月13日