1/700 大洋捕鯨(マルハ) 利丸型捕鯨船2隻(キャッチャーボート)
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- 特設駆潜艇支払いから発送までの日数:7日以内あんしんBOOTHパックで配送予定物販商品(自宅から発送)¥ 3,750
- 特設掃海艇支払いから発送までの日数:7日以内あんしんBOOTHパックで配送予定物販商品(自宅から発送)¥ 3,750

利丸型は、大洋捕鯨が戦前建造した捕鯨船(キャッチャーボート)で、玉丸型が実際に南氷洋に出漁した経験を踏まえて計画されたもので、暴風圏航行中に船内の行来が出来ず一部船員が食事もとれない状況になるのを防ぐべく諸室配置の合理化を図り、合わせて船体の延長を行い高速化させたのが主な変更点でした。 利丸、第二、第三、(第四は縁起が悪く欠番)、第五、第六、第七、第八、第九利丸(後に第十一玉丸へ改名)の8隻が同型船として建造されたとされており1937年(昭和12年)から南氷洋捕鯨に参加したものの翌シーズンである1939年の3月に「第六利丸」、「第八利丸」、「第十一玉丸(第九利丸)」の3隻が流氷の中に閉ざされてしまい、脱出不可能となり船体を放棄し船員のみ徒歩で脱出を行うという悲劇により早々に同型船3隻が失われたと思われたが、同年11月奇跡的にライバルである日本水産の「第一昭南丸」により浮いている「第八利丸」の船体が発見され現役に復帰するという異例の事態が起こりました。 1940年になると、「第三利丸」が特設駆潜艇として徴用されたのを皮切りに開戦までの間に残る同型船全隻が特設掃海艇として徴用され、「利丸」「第二利丸」「第三利丸」の3隻が終戦まで生き残り特に「第三利丸」は他国に接収されることなく戦後捕鯨にも従事した後、日本近海捕鯨株式会社に売却され「第二勝丸」と改名。海上保安庁の巡視船としてチャーターされるなど戦後も活躍しましたが、昭和46年以降の足取りは残念ながら追えておりません。 ◆各バリエーションの特徴 ・戦前民間船時 戦前の南氷洋捕鯨時代を再現するのを念頭にしたキットです。キャットウォークが付属し、各種武装品がない状態です。 ・特設駆潜艇時 二次大戦中の「第三利丸」を再現することを念頭にしたキットです。武装は昭和19年時を想定したキットで、各種対空機銃が増備されていますが、対潜装備は推定となっております。 (利丸型で、特設駆潜艇になったのは「第三利丸」のみです) ・特設掃海艇時 二次大戦中の特設掃海艇時を再現することを念頭にしたキットです。武装は昭和17年のシンガポールで撮影された「第二利丸」の写真からの推定となります。 また、本船と共に戦前の大洋捕鯨を支えた「玉丸」型捕鯨船も下記URLにて販売中です。 https://dairin-model.booth.pm/items/4634295 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装のパーツセットとなります。また、部品切り出しにニッパーなどが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 完成時全長:約6.0cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日 戦前民間船:2024年10月21日 特設駆潜艇:2024年10月26日 特設掃海艇:2024年10月26日