The DANELAW (デーンロウ)1
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10世紀初頭のブリテン島。 マーシアの女主人(ミュルクナ・フレーフディーゲ)エセルフレドの治療師ヨールンが、異母兄エイステインや幼馴染の許婚シグトリュグの助力を得て難事に立ち向かい、己の生きる道を切り拓いていく物語。 試し読み、5ページ分あります(商品画像 2~6枚目) 今回の物語は10世紀初頭のイングランドが舞台になっています。 マーシアの女主人エセルフレド、後にイングランド王になるアゼルスタンなど歴史上の人物も出てきますが、主要人物の多くは架空の人々です。 治療師、交易商人、農場主といった職種に携わる人々の暮らしが書きたくて、この物語が生まれました。 ジャンルとしては「時代小説」になるかと思います。 全3巻を予定、各巻で主人公が変わります。 1巻の主人公は〈癒し手〉ヨールンです。 【書籍】 文庫(A6)、124ページ 関連地図・略系図付き 著者 北方 碧 装画 芳乃 カオル 2023年9月10日 第一版第一刷(文学フリマ大阪11 新刊) 2023年10月7日 第二刷 The DANELAW(デーンロウ)とは? ヴァイキング時代のイングランド東部、スカンディナヴィアからの移住者が居住した地域。 「デーン人の法(が通用する地域)」を意味するが、この名称の初出は1008年頃、エセルレッド2世の治世下で編纂された法典とのこと。 現在のヨーク周辺地域はヨールヴィーク王国と呼ばれ、デーン人(デンマーク人)やノース人(ノルウェー人)が王となった。