文庫サイズ/24ｐ/オンデマンド ＜＜あらすじ＞＞ かつて、個性という特殊能力がもてはやされた「超人社会」という時代があった。 しかしながら、個性の発現率は減少の一途をたどり圧倒的な少数派へとなる。 それと共に社会は個性を持たない者を基準としたものへと変わっていく。 類を見ないほどに強力な個性『剛翼』を持って産まれた鷹見啓悟は、その力を隠しながら進学校に通う。 親とは離れて、一人暮らしだ。 ただただ孤独に。さみしいという言葉を教えてくれる人にも会わず、静かに生きて来た。 ある朝、啓悟は己の机の中に見知らぬ名が記された忘れ物を見つける。 持ち主の名前は、轟炎司。 彼もまた非常に強力な『業火』という個性の発現者だ。 啓悟と違い、彼の青春は個性を持つ者が圧倒的多数であった時代であった。 彼と、彼の盟友らは超人社会の光を知っている最後の世代である。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 個性発現者が圧倒的少数の社会というパラレルホ炎「ひの、ひかり」シリーズのＳＳです 時間軸としては以下の２（フロマージュにて頒布）と３（完結編＆年内発行予定）の間の物語です ひの、ひかり１ https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=1879615 ひの、ひかり２ https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=1988030 ２のラストからの続きですが、単体でも読めます 準備号であり、加筆及び修正を行った上で３に収録予定です