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本書は技術書典16に参加している電子書籍です。 https://techbookfest.org/product/pguvmRfXRdCEKZvpLmHgPG
概要
Markdown Preview Enhancedとebook-convertを活用し、ePubとPDFを執筆します。MPEを利用した執筆は情報が多いものの、電子書籍や紙の書籍として販売し、金銭的対価を得るほどのクオリティーは得られません。 たとえばMPEとebook-convertだけでは、Font AwesomeもAdmonitionsもそのままでは利用できません。日本語の内部リンクも正常に動作しませんし、PDFかやePubかに応じてスタイルや出力を調整することもできません。本書のテンプレートでは、これらを可能にしています。 そしてMPEとebook-convertだけでは、書籍で絶対に必要な全体目次を付ける機能もありません。生成したePubはしおりが動作しない不具合もあります。本書のテンプレートへ付属しているオリジナルのツールを利用することで、こうしたありとあらゆる不具合を解消します。 このように本書では可能な限り高品質な書籍を執筆し、また可能な限り労力を減らせるようカスタマイズしたテンプレートファイルやツールを配布し、「高クオリティーな書籍を執筆するためのノウハウ」を公開します。 なお、この書籍は書籍執筆のノウハウと書籍の見た目のカスタマイズの解説をメインとしています。同時に発行する『Markdown Preview Enhancedとebook-convertによる至高のカスタマイズ』において、MPEの内部のカスタマイズやツールの開発、デバッグ方法などを解説しています。興味のある方はそちらも手にとっていただければ幸いです。
本書の内容
A5全152ページ相当 ・目次 ・著者について ・前提条件 ・第1章. 環境構築 ・MPEとebook-convertの設定 ・ツールで使うPythonやNode.jsのパッケージ導入 ・第2章. フォルダー構成と設定 ・各種フォルダー構成・ファイルの解説 ・マークダウン内に含める設定の解説 ・第3章. コンテンツの執筆と装飾 ・執筆時に利用できる装飾の解説 ・MPEに足りず、書籍執筆に必要な装飾を本書テンプレートなら利用できる ・第4章. 体裁および印刷レイアウトの調整 ・用紙サイズや余白の調整 ・ヘッダー・フッターの調整 ・MPEだけではできないPDFかやePubかに応じたスタイルの調整方法、他 ・第5章. 利点と欠点 ・マークダウンとRe:VIEWの比較表 ・MPE+ebook-convertを用いた環境の利点と欠点 ・第6章. ツールを用いた仕上げ作業 ・MPE+ebook-convertで不可能なことをツールで実現 ・全体目次の生成 ・ePubの目次を動作させる ・電子書籍用PDFから入稿用PDFを生成する ・第7章. 本書の総まとめ ・謝辞 ・付録 ・mm / cm /pt 変換表 ・用紙サイズ早見表 ・用紙別ページ数毎書籍厚み概算表 ・用紙別綴じ方式別・ページ数毎必須ノド幅概算表 ・TODOリスト ・電子書籍生成時の共通TODOリスト ・ePub生成時のTODOリスト ・電子書籍用PDF作成時のTODOリスト ・入稿用PDF作成時のTODOリスト ・本書のテンプレートで利用できるCSSのクラス一覧
本書付属のツール
・グラフィカルなページレイアウト調整ツール・YAML生成支援ツール ・用紙サイズ検証支援ツール ・単位変換支援ツール ・引用文献・参考文献の作成支援ツール ・PDF生成時にebook-convertへわたされるコマンドを再現するツール ・PDFのヘッダーフッター用のHTMLをYAMLのargs用に整形するツール ・各種ファイル削除支援ツール(画像の残骸・/contents/配下のPDFとePub) ・目次生成ツール
本書付属のテンプレート
・A5用テンプレート ・B4用テンプレート
Booth版の注意点
本書内部の説明は技術書典公式サイト上での決済とダウンロードを前提に記載しています。 本書のBOOTH版はテンプレートファイルを直接ダウンロードできます。その点差異があります。この点ご承知おき下さい。