『SAPA:文化動態研究』vol.4 特集:逸話
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人文科学を専攻する大学院生を中心に制作した学術雑誌です。第4号では「逸話」をテーマに、8編の論考、3本のインタビュー、編集委員会による座談会を収録。 A5版/厚さ約14mm/202ページ ISBN 978-4-9912642-4-5
概要
歌舞伎、芸談、漫才史、トキワ荘、ロラン・バルト、マラルメ、マキャヴェリ、吉田健一、『PPPPPP』、描き文字、エイドリアン・パイパー、ダンテ、テスピスの荷馬車、ヴォルテール……。私たちの生や歴史を彩る数多の逸話。その在り様を問いました。 歌舞伎研究家・石橋健一郎氏、トキワ荘マンガミュージアム学芸員・川島丈尚氏、芸能研究者・神保喜利彦氏のインタビューを収録。
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目次
巻頭言 い つ は / あ い つ は|堤縁華 【インタビュー】受け継がれていくもの、歌舞伎と芸談――歌舞伎研究家・石橋健一郎 【論考】雲となって漂う、逸話|野上貴裕 【論考】生と逸話、そして歴史|伊藤連 【論考】生の集約としての逸話|石田直輝 【インタビュー】「青春」の再現と継承――トキワ荘マンガミュージアム学芸員・川島丈尚 【論考】「逸話」としての描き文字――マポロ3号『PPPPPP』を手がかりに|石野慶一郎 【論考】紫煙をくゆらせて――エイドリアン・パイパーの「神話的存在」と個人的逸話|青木識至 【インタビュー】東京漫才史、数々の逸話とともに――芸能研究者・神保喜利彦 【論考】風穴のように――ダンテについての逸話から|池田知徳 【論考】逸話として眠り、逸話として旅する――テスピスの荷馬車について|伊藤靖浩 【論考】話、話の話――ヴォルテール『ルイ十四世についての逸話』から(記されるべきことがらをひとつも含まぬテクストの夢……)|森元庸介 【座談会】「逸する話」……?|編集委員