いつもと変わらない日々を過ごしていた胡桃だが、往生堂にとある仕事が舞い込んでくる。 それは、かつて往生堂が葬送した死者の孫からの依頼だった。 「……祖父の遺骨が失くなったのです」 42年前の葬儀の謎を追い求め、胡桃と鍾離は軽策荘へと向かう── 胡桃と鍾離が主人公のライトミステリ風小説。 表題作『往生堂業務録』と書き下ろし『幽冥の契』掲載。
昨年の文庫版『往生堂業務録』に書き下ろしを加えた本になります。
書き下ろし部分試読
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22720949