水底の虎(第二版)
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☆残部僅少☆ 「死にたがりの男が、何をどうやっても死ねない」 確実に死んでいるのに、なぜか生き返る晴彦。 彼を現実に引き戻すのは、後ろからじっと見ている「虎」の仕業。 敦『山月記』リスペクト作品。
あらすじ
☆好評につき第二版☆ ・誤字等の修正しました 人生、他人から羨まれるほど順風満帆な晴彦。晴彦は父の二十七回忌で、自分が頑張りすぎていたことを自覚する。 ある朝に彼は死ぬが、なぜか彼は無傷で生きていた。二回目は確実に死を実行するが、それでもなぜか生き返っている。三回目、身を投げたダム湖の底で、晴彦は目の青く光る「虎」を見た。 社会的体裁を死守しようとする晴彦を、「虎」は絶対に逃がそうとしない。 「死ぬこと」を「生きること」の切り札に使えない晴彦は、絶望する。
書誌情報
初版:令和5年10月22日 発光:Spirits-grassfield A5版・2段組・52ページ 初出:文学フリマ福岡9