【匿名配送】連作短編「町中華屋のマイコー」
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note「創作大賞2024」恋愛小説部門 中間選考突破作 飯テロ・歳の差・可愛い男。 町中華屋でのメニュー選びと人生の選択を繰り返して成長していく青年の物語。 <あらすじ> 大学二年生のミライくんは、片想いし続けたカフェ店長のユキヒロと晴れて恋人になる。ユキヒロ宅の近所の町中華屋「楽楽」は、マイケル・ジャクソン(マイコー)御用達と噂の店。二人は、マイコーと同じ料理を食べるため、楽楽の全メニュー制覇を決意。 毎話、楽楽のメニュー選びから始まり、ミライくんの「恋人同士はどのくらいの頻度で会えるのか」「バイトでミスを連発してしまう」「男女の友情を守りたい」という悩みや、二人の馴れ初め話が、中華料理と絡み合い展開される。 メニューの選択と人生の選択を繰り返し、ミライくんが少しずつ大人になる姿をみんなで見守る物語。 <作者コメント> ずっとごはん。ずーっとごはん。登場する料理を数えたら、四十六品ありました。中華だけでなく、スイーツ、フレンチ、そして水素水。食い意地の張り具合に自信ありの著者が、己の「あったらいいな、こんなお店」を詰め込んだ小説です。 料理が甘味・塩味・酸味・苦味・うま味で構成されるように、ミライくんの大人になるまでの道程も、甘いだけではありません。でも、自ら苦さや辛さを選び取る力を身に着けていきます。劇的に成長なんてしません。ゆっくりした歩みです。 ミライくんはたくさん考え込む人です。でも、考えて考えて、それでも分からないこともある。 悩んだり、いきなり行動したり、好きな人の言葉に一喜一憂するミライくん、めちゃくちゃ可愛いです。みんなでミライくんの親戚になろ。