その魔女は、誰を殺したかったのか
- 在庫なし物販商品(倉庫から発送)¥ 3,000

その魔女は、誰を殺したかったか これは遠い昔に提示された、忘れ去られた誰かの問い。 異世界に落ちた少女は、今だ馴染めずそこにいる。 「ユウくん。貴方にお願いがありまして───」 何度目かの学園長のお願いは、とある死刑囚との面会だった。 名を、ジュリア・ハンナフォール 人は彼女を『罪状不明の殺人鬼』『在り得ざる魔女』と呼ぶ。 既に刑は決まっている。 にも関わらず罪状は不明であり。 その真相も不明なまま。 この事件に関する手がかりを得てくる事。 それが、この度告げられた新しい依頼だった。 その罪を知れば死ぬ 故に、何人たりとも知ってはならない 毎週末。一人、その死刑囚に会いに行くユウ。 だが、それを好奇心に満ちた物騒なウツボが見逃すはずがある訳もなく─── 背景に存在するのは、数百年前に滅びた街。 街を飲み飲み、生い茂るスカビオサ。 残る特殊な魔法の形跡。 それは紫色の喪失と、誓約に満ちている またまた陰惨な事件に飛び込むユウ、そしてやっぱり首を突っ込んでくるジェイド・リーチ。 果たしてユウは魔女の罪状を暴けるのか、首を突っ込んでくるジェイドは何を考えているのか。 誓約。それは、誓って約束を立てる事 契約と似ているようで異なるもの 双方の意思で交わされるのではなく 片方が、一方的に誓うもの 肉体が風化しても、精神は磨耗しても 誓った願いだけは変わらない 強迫観念。思い込みは、時に人を殺すものではあるが ……殺すのは、なにも他人ばかりと限らない さぁ、罪状不明の殺人鬼、在り得ざる魔女を暴け 誓約で作られた、スカビオサの花園で 分かり合えない。理解できない。同じものを大切に出来やしない。 それでも、手を伸ばして寄り添い合う。 いつか滑り落ちてしまうその時まで。 だから、エンドロールは未だ訪れない。 的な? 見どころは後半に詰まっちゃった…もうちょっとサンプルに入れられると思ったのにな。 後半はネタバレを伏せると モブの頭が破裂したり。 監督生が本の街を駆け抜けたり(意訳)。 ジェイドの監督生に対する執着が垣間見えたり。 フロイドと入れ替わるジェイドと授業を受けたり。 マブ達の大立ち回りがあったり。 紫色の救えない、在り得ざる魔女の罪状が暴かれたりします。 今回もカバーや表紙挿絵諸々全て猫林(@nekobayasi pixiv:1787194)様にお願いしております! すっごいでしょ…何度見ても天才すぎて語彙が消失する…。 誰があの子を食べたのか novel/14886604 Bloodying Beauty novel/19016975 ちなみにこれらの続きですが、まぁ読まなくても多分大丈夫…かな…?ストーリーライン?は大丈夫なはず…? なんかわからん人物名が出てきたら、そんなもんもいたんだな、くらいの気持ちで大丈夫です。