コッペリア、或いは鍵泥棒【2PL秘匿シナリオ】SPLL:E192280
- サンプルダウンロード商品¥ 0
- コッペリア、或いは鍵泥棒ダウンロード商品¥ 550

『コッペリア、或いは鍵泥棒(こっぺりあ、あるいはかぎどろぼう)』 「盗み出したのは、生きる人形」 とある泥棒は、とある屋敷に忍び込む。 そして、鍵を開けて人形を盗み出した。 それは生きる人形。 帰りたくない人形と返せない泥棒は、共に夜の街を逃げ回る。 眩しいくらいの運命の夜に、二人で全てを終わらせよう。 本シナリオは「泥棒が生きた人形を盗み出す」 CoC六版2PL秘匿シナリオです。 「共通事前情報(PCたちが両者とも事前に知っている情報)」 ■PCたちの住む街 田舎でも都会でもない、程よく住みやすい街。大きな商店街があり大抵のものはそこで揃う。公園、病院、図書館などの施設も一通り揃っている。 街の中心部から少し離れたところに小さな丘があり、その丘の上には街で一番大きな屋敷がある。HO 人形はその一室に飾られており、HO 泥棒はそこに盗みへ入った。 屋敷について知っている情報は秘匿に記載。 「HO 泥棒」 あなたは泥棒だ。お金がなく、生活が苦しい。 あなたは生活苦から抜け出すためとある屋敷に忍び込み、高そうな人形を盗み出した。 しかし盗んだその人形は勝手に動きだし、自分を匿えと脅してきた。 こうなっては換金も屋敷に返すことも出来ない。あなたは脅しに屈し、HO 人形と一緒に行動することとなる。 あなたの特技は鍵開けだ。 ■ステータスについて PCはPOWとCONに+3の補正が入る。補正による上限突破は可能。 ■技能について PCは【鍵開け】に+50の補正が入る。 ■職業について HO名は泥棒だが基本的に職業は泥棒以外を想定している。普段は別の仕事をしているが、一時的に盗みに走ったという扱いだ。しかしPLが望むなら職業を泥棒にしても良い。 細かなことは秘匿に記載されている。 ■その他 性格等は自由だが必ずHO 人形の脅しに屈し、HO 人形と一緒に行動することとなる。どうしても難しい場合はKPやPLと話し合ってもいいが、一緒に行動しないとシナリオが開始されないので注意。 「HO 人形」 あなたは人形だ。非常に美しい見た目をしている。また自身の意思で動くことも、喋ることも出来る。 あなたはとある屋敷にいたが、ある夜泥棒から盗み出された。 あなたはあの屋敷に戻りたくない。あなたは泥棒を脅し、自分を匿うように告げた。 そうしてあなたはHO 泥棒と一緒に行動することとなる。 あなたの特技は人形の修理だ。 ■ステータスについて APP19で固定。SIZ10で固定。 このPCは人形のため平均身長などがなく、SIZが決めにくい。そのためSIZは一律10で固定している。 PLはSIZに関係なく自由に身体の大きさを設定して良い。ただ最小でも20cm、最大でも100cmほどを想定している。あくまで想定なので超えても良いが、シナリオ描写と矛盾が発生するかもしれないので注意。 ■技能について PCは【芸術(人形修理)】に+50の補正が入る。 ■職業について 職業は好きなものを選んで良い。細かなことは秘匿に記載されている。 ■設定について(その他) PCは人形のため眠らず、食事もしない。汗も出ないが涙も出ず、疲れない。ただ目は見えるし、匂いは感じるし、飲み込んだものを処理する力は無いが味も感じる。 PLが望むならHO 人形に食事ができる設定を、涙が出る設定を、眠れるという設定をつけても良い。 どういう設定の人形にするかは任意だが、PLが設定をつける場合はKPと相談しその設定を付与していいか確認してもらうこと。 またPLがこの「設定について(その他)」と矛盾する設定(食事ができる、涙が出るなど)を与えた場合、シナリオ側から「人形の食べたものはどこに行くのか。涙はどこから生まれたのか」といった説明は一切入らないので注意。 シナリオとの矛盾が発生するかもしれないので、PL側でなぜ涙が出るのかなどの理由付けすることも非推奨。基本的には何故かよく分からないができる、という状態のまま触れずに進行することとなる。 シナリオ終了後はシナリオを確認し、KPと相談しながら自由に設定を付与して良い。 ■その他 性格等は自由だが必ずHO 泥棒を脅し、自分を匿えと告げる必要がある。脅し方は任意。 どうしても脅すのが嫌な場合は誠実にお願いするという形でも構わないがHO 泥棒がHO 人形の願いを受け入れる必要があるため、どうするかはPLとKP同士で話し合うこと。 『シナリオ全体の取り扱いについて』 ■シナリオの方向性 基本的にPC同士の交流、そしてRPをメインとしています。 最終的にはハッピーエンドを目指せるよう制作したつもりですが、PLやPCの解釈によるところもあります。 ■PvPについて 基本PvPなし、PC同士が協力する形を想定しています。 ただ情報の解釈やPCの考え方によってはPC同士の立場が対立する可能性もあります。 ■HO情報の扱いについて 秘匿情報は積極的に公開しても、積極的に秘匿しても良いです。 場合によってはKPに適宜「ここで公開してもいいか」などを相談しても構いません。 また、シナリオ側から強制的に秘匿情報を公開される場合があります。 ■シナリオ注意事項 本シナリオには「PCが確定で犯罪に手を染める描写」「人形の破壊、破損描写」「グロテスクな描写」が含まれます。 またPCたちの感情を指定したり、行動を指定するシーンが一部含まれます。 【シナリオ概要】 ■システム クトゥルフ神話TRPG ■必須技能 PC同士で共通の言語技能としての英語。あくまで「同じ言語を持っていて問題なく会話ができる」という設定が必要なだけなので、技能値は問わない。 改変で舞台の国を変更する場合、国に合わせて英語ではなく別の技能に置き換えても良い。 ■推奨技能(あるとシナリオが進めやすい技能) 目星、図書館 ■準推奨技能(あるとシナリオがスムーズに進むが、推奨技能ほど優先されない技能) 聞き耳、交渉技能 ■HO 泥棒推奨技能 鍵開け ■HO 人形推奨技能 芸術(人形修理) ■PC条件 両PC共に新規限定。 ■シナリオ形式 2PL秘匿シナリオ。 タイマン改変も許可しているが、2PL前提で作られているのでギミック等に不備が出る可能性がある。 タイマンにする場合はどちらのHOをKPCにしても良い。 ■舞台 現代。国の指定は特にない。国名の表記はなくかなり曖昧に描写しているが、ヨーロッパ辺りを想定して書いている。 ■プレイ時間 テキストセッションで八時間ほど。RPが多いのでRPにかなり左右されると思われます。 ■ロスト率 低(ゲームの難易度が低いという意味) ■追記 本シナリオは「クトゥルフ神話TRPG第六版ルールブック」「マレウス・モンストロルム」を参照して書かれています。 基本ルールブックがあれば回せますが、上記のサプリメントがあればより回しやすいと思います。 ___ 【サンプル収録内容】 シナリオサンプルpdf1本。 【コッペリア、或いは鍵泥棒】 シナリオテキストファイル1本。 シナリオpdf1本。 NPC画像4枚。(全身、アイコン版含む) ココフォリアルームデータzip1つ。 利用規約テキストファイル2本。 シナリオ文字数 約90000文字
権利者表示等
『権利者表示』 本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」 『注意事項』 収録シナリオでは神話生物に対する独自解釈が含まれます。 収録シナリオのネタバレとなるような事はワンクッションを置いてください。本ページに書いてあること以上の情報はネタバレです。 自作発言、無断転載、悪意ある改変は禁止です。 動画化、リプレイ小説やイラスト作成時はネタバレに配慮してください。また、その際はシナリオ製作者の名前を明記してください。 トレーラー画像の配布は行っておりません。 何かツールをご使用になる場合はサーバーの利用起用をご確認のうえでお願いします。 改編済みでも収録シナリオが元ネタのものは配布禁止とさせていただきます。 エンディングタイトルもネタバレに入ります。 収録シナリオの譲渡、貸出は禁止です。購入したシナリオを他の方に渡してKPをお願いする行為も貸出にあたるため禁止です。 収録シナリオは第六版対応です。 上記の規約は更新される可能性があります。 KPの方は必ずpixiv内にある『たぬきシナリオ利用規約』(https://www.pixiv.net/users/25341174/novels)に目を通し、PLさんにも目を通すように言ってください。 これを行わなかった場合、シナリオの使用は許可できません。