北大で活動してきた同期二名の合同作品集です。 辻村陽翔(北海道大学短歌会) 札幌豊平館歌会主宰 ・残響　　　　短歌10首 ・予兆　　　　短歌20首 ・深さを測る　短歌30首 鉄筋の露わなビルが建てかけか壊れかけかは見れば分かった ／「予兆」 愛してる　たとえこれきりだとしてもロングコートの泥を拭った ／「深さを測る」 横山航路(北大俳句会「えぞりす」・北海道大学短歌会) 第5回全国俳誌協会新人賞準賞・第11回詩歌トライアスロン三詩型鼎立部門大賞 ・雪虫の顔　　　　　俳句18句 ・あへて言ふ　　　　俳句18句 ・火あそび　　　　　短歌12首 ・自我のコラージュ　短歌18首 ・登るまで　　　　　短歌6首 ・秀才　　　　　　　川柳15句 寒くなるどの流木をえらんでも ／「雪虫の顔」 雪まひる　制服を着て悪いことを悪いと思いながらしたこと ／「火あそび」 装画 クオリア・¡sh¡m¡ A5版型,52P