効用を引き延ばす:Prolonged Consumption (送料込)
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消費者の富永京子が、とにかく愛用品についてただただ語るZINEです。 Preciousという雑誌でたびたび愛用品に関するインタビューを受けるのですが、持ち物について話をするたびに、自分という人間が深く掘り下げられていくような、記憶がものと結びつきながら展開されるような、自分の身体を社会的・物理的に解き起こされる感覚があります。 劇作家・山崎正和と社会学者・天野正子は、消費の過程を引き延ばし人々が自己を確認・探究しようとするとき、消費者は、単に「つくられた」欲求を充足する受動的な存在ではなく、能動的に消費を通じて生の意味を探しうる生活者になると論じます。 特に政治的・社会的な意識の高い人々の中で特に高額な消費は忌避されていますが、私はこのZINEを書いていて、後ろ向きな贅沢でしかなく、ろくに価値を知らない人間の浪費だと思い込んでいた消費が、前向きで、天野や山崎がいうところの自己確認や自己探究の姿勢に繋がっているような感覚が前より出てきました。 今回は以下のアイテムについて語ります:シャネルのブローチ、フェンディのドレス、スマイソンのオーガナイザー、fogalのタイツ、ロイズアンティークスのビューロー、ジャガー・ルクルトのレベルソ・デュオ、シャネルのジャケット、ヴァンクリーフアンドアーペルのアルハンブラ、エルメスのケリー35、KLM/エールフランスのポーチ、Gucciのホームデコール、倉俣史朗のフラワーベース、吹きガラスのクリスマスオーナメント、miumiuのパーティードレス、サポートサーフェスのドレス、HANROのキャミソール、作業台としてのMac Book Air、東京ステーションホテルのノート、などなど

