おしゃべり声分析ツール 福祉版
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どんなツール? 「おしゃべり声分析」は、福祉支援やことばの練習の場面で使える、しゃべり声の見える化ツールです。 カテゴリごとに用意された短いおしゃべり課題を、利用者さんが実際に声に出して読み、その声を録音・分析します。 操作はむずかしくありません。 HTMLファイルを開き、カテゴリを選び、録音スタートを押して、表示された文を順に読んでいくだけです。 全部読み終わらなくても、途中で完了を押せばその時点までの声を分析できます。 「最後までやらないといけない」という負担を減らし、その人の今の状態に合わせて使えるようにしています。 このツールの目的は、上手に話せたかを一方的に判定することではありません。 その人の声の出し方、安定、明るさ、継続のしやすさを、客観的・視覚的に確認することです。 支援者の「なんとなく今日は出にくそう」「後半で弱くなる」といった感覚を、見える形に変えていきます。 できること 声の地図(母音空間マップ) 発話の中で「あ・い・う・え・お」の成分がどのあたりに分布しているかを地図のように表示します。 声が広がっているか、似た音に寄りすぎていないか、読み始めから終わりまでの変化がわかります。 文ごとの発声パワー 各課題文ごとに、どのくらいしっかり声が出ていたかを比較できます。 「前半は出ているが後半で落ちる」「この文だけ弱い」といった傾向が見えます。 声の大きさ推移 録音中の声の大きさの変化をグラフで表示します。 途中で失速していないか、最初から小さいのか、波が大きいのかなど、支援の手がかりになります。 4つの指標 発声安定性 声の出方のムラが少ないほど高くなります。 発声カバー率 録音時間の中で、実際にしっかり声が出ていた割合です。 声の明るさ こもり気味か、前に出る感じがあるかをみる参考値です。 録音時間 ゆっくり話せているか、急ぎすぎていないかの目安になります。 コメント表示 分析後には、その結果に応じたコメントが表示されます。 支援者が説明するときの補助としても使えますし、利用者さん本人が結果を見て理解しやすくなります。 このツールが向いている場面 福祉支援の現場で 発話が小さい、続きにくい、後半で弱くなる、口の動きが小さい、ことばがはっきりしにくい。 そうした状態を、感覚だけでなく結果画面で共有できます。 「今日はここまで言えた」「前より安定した」と確認しやすく、本人の安心にもつながります。 支援員さん・指導員さんに 毎回の様子を、主観だけでなく画面で確認できます。 同じ人を継続してみるときにも、支援の変化を整理しやすくなります。 ご家族と一緒に 家庭で短時間だけ練習し、その日の状態を見る使い方もできます。 全部読まなくても途中で終われるため、負担をかけすぎません。 言語訓練・ことばの練習の補助に 構音の細かな診断を自動で行うツールではありませんが、 声が出ているか、続いているか、弱くなっていないか、はっきり度がどうかを確認する補助として使えます。 このツールの考え方 耳のよい支援者や言語聴覚士の方は、声を聞いて多くのことがわかります。 「今日は声が前に出ていない」 「後半で疲れている」 「この言い方だと弱くなる」 そうした感覚はとても大切です。 ただ、本人やご家族に説明するとき、見える形があると伝わりやすくなります。 このツールは、支援者の耳で感じていることを、 少しでも数値や図で共有しやすくするための道具です。 「弱いですね」で終わるのではなく、 「ここが少し上がった」 「この文は前より言えた」 「今日は後半まで続いた」 という変化が見えると、次につながりやすくなります。 こんな価値があります このツールの価値は、上手な人を測ることだけではありません。 むしろ、まだ訓練に慣れていない方、声に自信がない方、福祉支援の現場で日々少しずつ取り組む方にこそ意味があります。 最初は、 声が小さい 途中で止まる 後半で弱くなる 母音の広がりが少ない 結果がばらつく という状態でも大丈夫です。 そこから、 今日はここまで言えた 前より続いた このカテゴリは言いやすい この文は苦手 少し明るい声が出た という変化が見えてきます。 できていないことを責めるためではなく、できたことを見つけるための分析ツールです。 使い方 HTMLファイルをブラウザで開きます。 上部メニューからカテゴリを選びます。 「マイク開始」を押して、ブラウザのマイク許可をします。 「録音スタート」を押すと、課題文が順に表示されます。 利用者さんが表示文を読んでいき、途中でもよいので「完了・分析」を押すと、その時点までの結果を分析します。 全部を読み切らなくても問題ありません。 その日の体調、集中力、発話の様子に合わせて使えます。 練習モード付き 右下には練習モードがあります。 各文のボタンを押したときだけ機械音で読みを確認できます。 録音中は機械音は使わず、利用者さん本人の声だけを分析します。 つまり、 確認するときは機械音 分析するときは本人の声だけ という役割分けになっています。 保存機能 録音した音声はWAVで保存できます。 分析結果はPNG画像として保存できます。 あとから記録を見返したり、前回との比較をしたり、支援記録の補助として使えます。 保存したWAVを再読み込みして、あらためて解析することもできます。 MIC録音 と FILE解析 このツールは、マイク録音と、保存済みWAVファイルの再解析の両方に対応しています。 MIC録音は、その場ですぐ確認したいときに向いています。 FILE解析は、後から落ち着いて見直したいとき、比較用に残したいときに向いています。 その場の確認にはMIC録音、 記録や比較にはFILE解析、 という使い分けができます。 動作環境 Google Chrome推奨です。 Edge、Safariでも利用できます。 Windows、macOS、iPhone、iPad、Androidで利用できます。 インストール不要で、HTMLファイルをブラウザで開くだけです。 録音時にはブラウザのマイク許可が必要です。 開発者より このツールは、ボイストレーニング用の「あめんぼ声分析」とは別に、 福祉支援の現場でも使える“しゃべりの見える化”ツールとして作りました。 福祉支援では、上手に話すことだけが目的ではありません。 その人の状態に合わせて、無理なく、安心して、少しずつ声を出せること。 支援者、ご本人、ご家族が、同じ画面を見ながら変化を共有できること。 その積み重ねが大切だと考えています。 「今日はここまでできた」 「前回より少し続いた」 「このカテゴリは言いやすい」 そんな小さな変化を、見える形にしたい。 そのためのツールです。


