「その美しさは、救済か、あるいは破滅への誘いか――」
怪異に関する問題を解決する民警として活動する玖堂は、趣味と実益を兼ねた独自の術式を駆使し、三姉妹の式神とともに怪異を調伏する日々を送っていた。そんな玖堂は、都会から民警のいない海辺の町にやってきた。その町で玖堂が出会ったのは、様々な霊を引き寄せてしまう体質のユキチという少年だった。
玖堂はユキチの体質について調べている内に、少年院にいるユキチの兄が万華鏡を使い人々の心を操る女教誨師の影響下にあることに気がつく。果たして女教誨師の正体と、目的は何なのか――。