
【スペック】 サイズ:文庫本 ジャンル:宇宙SF ページ数:440ページ 【あらすじ】 私たちの宇宙が誕生してから210億年。 地球から発足した宇宙社会は111の広大なエリアに跨って繁栄している。 秩序を守る中枢議会、正義を掲げる煉獄、科学を進行する背神の集い……様々な組織が蠢き合う。 現煉獄総帥ウルファルト・ゼノファスは中枢議会最高議長レオン・ヴァスキールと共に”誰か”を探しているらしい。 その誰かを見つけた時、宇宙の秩序…宇宙律や煉獄法が歪み、混沌がやってくると言う。広大な宇宙の正義と悪、生と死を巡る壮大な物語。
紹介ページ
https://www.kurousa-box.com/etc/rudbeckia/top.html
作者的魅力を語るよ!
黒うさBOX初の宇宙ものSFです。 宇宙論大好きな所から始まり、本作はブレーン宇宙論、マルチ・バース、超ひも理論がベースとなっている世界観になります。 そんな宇宙の中、キャラクターたちは様々な思いを持って生きていく。 【魅力1:正義と悪、生と死、個と群を巡る】 広い宇宙の中、様々な種族が共生し、文化を営み、社会を形作る。その中で正義とは何か? 本当にそれは正義か? 生きることとは? 死ぬこととは? 生きないこととは? 死なないこととは? 様々な価値観の中、キャラクターたちは何を思い、生き抜くのだろうか。 【魅力2:秩序からの混沌】 本作は、秩序の章と混沌の章に分かれています。秩序立っている宇宙社会。その中心たる組織「煉獄」と「中枢議会」そのトップがある人物を探している。その人物を見つけた時、秩序は混沌に転化する。 それはなぜなのか? 是非、ページをめくっていって欲しい。 そしてその混沌の向こう側にあるものは、なんなのだろう。 【魅力3:群像劇!】 SFと言えば宇宙船やら戦闘機やらなイメージがありますが、本作は戦争のようなものに焦点は当てられません(戦争の描写はありますが……)。 それよりも、それぞれのキャラクターがどう生き抜くのかに焦点を当てています。 なぜ、ウルファルト・ゼノファスは煉獄の総帥に"なった"のか。なぜ、レオン・ヴァスキールは中枢議会の最高議長になったのか。 そこには全て、理由と信念があります。 【総括】 あまりに語るとネタバレになってしまうので、伝えられる魅力が多分半分くらいです。是非とも! この壮大な物語を手にとってほしい…! そして、最後の最後まで読んでほしい! 設定集も最後まで読んでほしい! 宇宙ものSF、群像劇が好きな方は是非。
