誰も怖がってくれない魔王の子 --- 名前は「メルム」 ---
- ダウンロード商品¥ 4,200


名前は「メルム」。 種族は〈なきむし角獣〉。立派な角を持って生まれた、次の魔王候補です。
「こわいぞ……ほんとだぞ……」
地獄では、相手を怖がらせることが一人前の証。 けれどメルムは、どれだけ頑張ってにらんでも「抱っこしていい?」と言われてしまいます。 ある日、生まれて初めて人間界へ。 恐怖を集めて帰るはずが、迷子のそばで一緒に泣いたり、眠れない誰かに寄り添ったり。気づけば、街で「夜に会えるふわふわ」と呼ばれるようになりました。 性格 臆病で、強がりで、少しだけ負けず嫌い。 大きな音にはすぐ涙目になりますが、自分より怖がっている子を見つけると、震えながら前に出ます。 褒められると「魔王だから、とうぜん……」と言いながら、しっぽが揺れます。 見た目のひみつ 赤い角:代々の魔王から受け継いだ、本物の立派な角。本人にはまだ重くて、ときどき頭が傾きます。 白いふわふわの体:地獄の灰から生まれた毛。触ると、干した毛布のように温かいです。 うるうるの瞳:暗闇に隠れた「こわい気持ち」が見えます。誰かの不安につられて泣いてしまうことも。 赤いしっぽ:暗い道を照らす小さな灯り。強がっていても、しっぽだけは正直に震えます。 とくいなこと 眠っている人の悪夢を、小さな黒いかたまりにして食べられます。 悪夢はとても苦いので、食べたあとは涙目。それでも翌晩、またこっそり来てくれます。 本人は「人間の恐怖を奪う、魔王のしごと」と言い張っています。 好き・苦手 好きなのは、焦がしたマシュマロ、温かい毛布、角の付け根をなでてもらうこと。 苦手なのは、雷、急に鳴る呼び鈴、「先に寝るね」のひと言。 ひそかな夢 いつか、誰にも怖い夢を見せない魔王になること。 まだ恥ずかしくて、誰にも言えていません。 キャッチコピー こわがりな魔王が、あなたのこわいを食べにくる。

