2020年1月12日　第3版発行。 A5判208ページ。InDesign CS5～2021対応。 別冊「入門・基礎編　演習ドリル」 https://cs5.booth.pm/items/938412 および別冊「問題の解答」 https://cs5.booth.pm/items/938420 もあります。

変更点

3.0.0→3.0.1 13ページおよび131ページの誤記修正。 第2版→第3版 導入編：CCデスクトップアプリの変更と#1116エラーに対応しました。また導入編をESTKとVSCodeの2つに分割しました。Bracketsの記述を復活しています。 基礎編・実践編：2020への対応と、おかしな記述の修正を行いました。 展開編：「ブック」を追加しました。間違った内容があったため修正しました。 初版→第2版 ExtendScript Debugger for VisualStudio Codeへの対応を追加しました。そのため、「導入編」「入門編」のページ構成を変更しています。また「データ結合」を追加しました。その他、言い回しの修正があります。

InDesign自動化の入門書！

InDesignで繰り返し作業や複雑な手順の作業を自動化して楽をしましょう。 「でもすごく難しいんじゃないの？」 今まではそうでした。情報も少なく、いくつも挫折するポイントがありました。ですが、この本で状況が変わります。「誰でも」「すごく簡単」とまでは言えませんが、やる気さえあればできると信じています。

この本の使い方（初心者の方へ）

ただ読むのではなく、動かしてください。自分でコードを入力して動かさないと理解できません。 おそらく入力間違いでエラーになったりするでしょう。でもそれは誰でもすることです。私もよくやります。それは全然問題ありません。 実はできる人とできない人の違いは、間違えないことではなく、如何に間違いに早く気づいて修正できるかなのです。 そのためには、間違いを発見する訓練が必要です。 また、どんな場面でどんなコードを書いたらいいのかということも、訓練すれば身につきます。 そのために「演習ドリル」を用意しました。問題を解くことによってプログラム感覚をトレーニングできるようになっています。

この本の使い方（経験者の方へ）

必要なところだけを読むのではなく、入門編から一通り読むことをお勧めします。 というのも、Web等の従来の情報はそれぞれが分離した点の情報であって、それは正しい理解に結びついていないからです。 この本では単にコードの例ではなく、InDesignやそのデータ構造の考え方について説明しています。InDesignの開発者たちが何を考えてその構造にしたかを理解できると、今まで点でしかなかった知識が繋がり始め、より簡単に（迷いなく）コードが書けるようになると思います。