「ポーズコンバーター for Clip Studio」は、3DCGソフトウェアやゲームエンジンで採用されている人体のモーションデータをセルシスのグラフィックソフト「Clip Studio Paint」の3Dモデル人形のポーズデータに変換するBlenderアドオンです。 モーションデータが組み込まれた3Dモデル形式「FBX」と、汎用モーションキャプチャーデータ形式「BVH」に対応しており、外部アドオンをBlenderに導入することで、MikuMikuDanceのモーションデータ「VMD」とポーズデータ「VPD」の変換にも追加で対応します。 Blenderや3DCGの知識や技術の無いユーザーでも扱えるような設計を目指しました。作業に必要な内容は全てひとつのパネルに集約されており、ファイルを読み込むボタンを押し、出力したいポーズデータをスライダーで指定し、保存ボタンを押すという三拍子で全ての作業が完了します。 さらに付属のバッチスクリプトファイルを使用すれば、コマンドラインから複数のフレームを一括出力できるので、Blenderを起動する手間も省くことができます。 変換元のモーションとモデル人形の間には腕の長さや体型に差があるため、完全に一致するポーズを再現することは難しいですが、それでも、Clip Studioの3Dデータの全ての関節を曲げていく作業を大幅に減らすことができます。 ゲーム向けモーションライブラリー、ビデオカメラからのモーションキャプチャ、テキスト入力によるAIモーション生成などのポーズやアニメーションを、Ver 1.xを含むClip Studio Paintのモデル人形で再現できます。 ※全てのファイルの変換を保証するものではありません。関節構造や命名規則が標準的なものから著しくかけ離れたモデルなどでは、正しい結果が得られません。