主部肉羅 1967-1973 原資料編
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公安解異課 主部肉羅 1967-1973 原資料編 320頁 福井県吉田郡永平寺町吉峰地内。 昭和42年、日本国有鉄道「吉峰第一隧道建設工事」中に発生した異常出水事故。 死亡2名、負傷7名。 切羽より噴出した青白色の流体。 壁面に露出した弾性を持つ有機質層。 周期的に収縮する管状構造。 通常の地質事故として処理されるはずだった現場は、公安解異課の介入により、六年に及ぶ観測案件へ移行する。 本資料は、公安解異課日本本部により整理された 「主部肉羅 吉峰関係綴」原資料編です。 国鉄事故速報、医療検案、通常要因検討票、現地観測要領、坑道配置図、循環液分析、創傷治癒経過、大学共同研究記録、捕食体分類、旧蒐集院資料照合、財団日本支部との対外協議、観測施設撤去、埋戻し、祀事、案件終結票までを収録。 これは、怪物を倒すための記録ではありません。 巨大なものを見つけてしまった人間たちが、 それを刺激せず、壊さず、名前を与え、最後に土へ返すまでの記録です。 収録内容 - 公安解異課・国鉄による初動記録 - 昭和42年異常出水事故資料 - 死傷者一覧・検案概要 - 青白色循環液の検査票 - 通常要因検討票 - 現地観測要領 - 地下観測室・坑道配置資料 - 主部肉羅の循環器系・神経系・副心臓記録 - 大学共同研究関連資料 - 生殖器官・捕食体分類 - 旧蒐集院資料照合 - 財団日本支部との対外協議記録 - 国鉄変更線形 - 観測施設撤去・坑道埋戻し - 最終祀事・案件終結票 - 記録写真・図版多数 本書の特徴 本書は、通常の怪異解説本ではなく、 複数年にわたる原票・観測票・決裁文書・写真台帳を年代順に整理した資料集です。 調査側は、対象を最初から怪異や神格として扱いません。 地下水、鉱床、薬品、腐敗物、動物死骸、地熱、地下設備漏洩など、通常要因を一つずつ検討し、否定していきます。 その過程で、対象は 「異常出水」 「有機質層」 「肉層」 「巨大生体」 「母体」 そして、後年の照合により 主部肉羅 と呼称されるようになります。 全体像を示す写真は存在しません。 坑道、観測坑、測量図、推定断面図、部分写真によってのみ、その輪郭が見えていきます。 こんな方におすすめ - 公安解異課・財団日本支部系の資料が好きな方 - 和製クトゥルフ、因習、地下巨大生物、民俗調査ものが好きな方 - SCP風・公文書風・調査記録風のPDFが好きな方 - TRPGのシナリオ資料、背景資料、ハンドアウト風資料を探している方 - 怪異を「倒す」のではなく、「記録し、避け、土地へ返す」話が好きな方 仕様 - PDF形式 - 全320頁 - 原資料編 - 記録写真・図版・表組み多数 - 公安解異課文書形式 注意 本書には、事故、死亡、人体損傷、地下生体、民俗儀礼、組織間対立などの描写を含みます。 苦手な方はご注意ください。 ※本作品はフィクションです。実在の団体・事件・人物・地域とは関係ありません。
