※この作品は第二九回文学フリマ東京で販売されたものです。 『あらすじ』 　僕と後輩は同棲している。でも、恋人同士ではなく、セフレだ。都合のいい親友同士の僕らは、いつだって一緒だった。一緒に起きて、身体を重ねて、一緒のサークルに入って、一緒に帰路につく。二人であることが当たり前で、それに何ら疑問を持たなかった。でも、付き合うことは拒んだ。何故なら、僕らはあくまで都合のいい友達だったからだ。 　これは、僕とセフレである後輩との日常を綴った物語であり、「ただ、一緒にいたい」という想いを吐き出すまでの物語だ。 ※性描写有りですが、あまり濃くはないです。R-17.9くらい…？