8/21にインテックス大阪で開催された尾リパオンリー『狙撃手に架ける明日』にて頒布した小説本です。
本文34ページ、A5サイズ、二段組み、表題作『ざくろ』に加えてtwitter掲載済のSSを4作収録しています。
♦あらすじ♦
右目を失い、亜港近くの医者の家から逃亡した尾形。
刻々と冷たくなる身体で必死に南へと馬を走らせるが、不思議な洋館に辿りついたところで倒れてしまう。そして目を覚ました尾形の前に現れたのは、そこにいるはずのない青い目の少女だった。
これは、樺太で生死を彷徨う男が冥界の入り口で少女と数日を過ごし、再び生きるまでの物語。