サーベイ: 弥助問題: 日本で黒人奴隷が流行した?
- 0 JPY
電子書籍 JRF著『サーベイ: 弥助問題: 日本で黒人奴隷が流行した?』の EPUB3 と PDF のデータです。 ジョンおじさまからの委託販売のようなものになります。以下、ジョンおじさまからの説明です。: 下記概要のような内容の電子書籍です。無料です。EPUB3 版と PDF 版を用意しましたが、内容はどちらも同じです。モバイルだとアプリさえあれば EPUB3 のほうが読みやすいのではないかと思います。
概要
織田信長の家臣で黒人の弥助について、Twitter (X) で議論が炎上した。トーマス・ロックリー『信長と弥助 - 本能寺を生き延びた黒人侍』に「日本で黒人奴隷が流行した」という記述があるというのだ! すわ慰安婦問題の再来かと議論が沸騰した。私もそれは大変だと議論に参加したのだが、しかし、しばらくするとそれは誤読に過ぎなかったことがわかり、沈静化していく。 とはいえ、言い訳になるが、そのような誤読を導きやすい構造はあったと言える。『信長と弥助』を読んで、そのような誤読をした者にも「救い」はあるのか探ってみた。 なお、今回の記事は、ブログに書いたことをほぼそのままの形式で時系列で、コピー&ペーストしたものである。読みにくいと思われるが、労力をかけず記録として残すことを優先し、このような形にした。 私はこの分野の素人であり、あくまで関心をもって本1冊をサーベイして素人なりに考えたことをつづったのみである。私の考えについては話半分で読んでいただければと思う。
目次
* 概要 * Ubisoft の発売予定のゲーム『アサシン クリード シャドウズ』が炎上している。黒人奴隷の扱いについて、慰安婦問題に似た無視できない展開になってきたので、それをメモしておく。 * トーマス・ロックリー『信長と弥助』を読んだ。Twitter (X) で話題の本。資料にしっかり基づいた冷静な筆致のかなり学術的な本だと思った。第1章と第7章に一般向けのフィクションがあるが、それ以外はノンフィクション。
利用方法
PDF ファイルは、ブラウザで読むなり、印刷するなりして読んでください。 EPUB ファイルは EPUB 対応のビューワーで読んでください。横書きです。 私は、PC では Thorium Reader (v2.3.0) と 超縦書 (v2.3.1) というビューワーで、Android では Reasily というビューワーで確認しています。
利用条件
無料公開の電子書籍の一般的な慣行に基本的に従います。例えば、改変後、自作のように再配布するのはおやめください。基本的には再配布は可です。 公開から2週間たったぐらいに国立国会図書館に納本(寄贈)します。インターネット全公開で登録します。何か問題がありましたら、納本までにご一報いただけると対応できます。
言い訳
いつかは別サイト等に移動させたいのですが、とりあえず一時的にお試しで BOOTH 公開という形態にしました。「もしかしたら需要あるかも」…と気が向いただけで、この先、こういう形態をずっと続ける予定は今のところありません。epub と pdf を同時に公開できる自己管理でない良いサーバーが他になかったのです。「素人論文」で、arXiv とかはとてもじゃないが受け容れてもらえるようなレベルでもありません。国会図書館に無料公開で登録し、それが大きな目的ですが、それにはすでに出版されている必要があったのです。 以上から、BOOTH の本来の趣旨には沿わないことだろうは重々承知の上で、申し訳なくも登録させていただきたきました。
履歴
2024-08-29 第1.0版 公開。 2024-09-11 第1.0版 国会図書館に納本(寄贈)。