愚行の定義(上)
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◎概要 A6(文庫本)/1段組/本文148ページ/700円/全年齢向け/ラベン博士×ショウ(主♀) 成人後のショウちゃんから三度目の告白を受けた博士が内省と自己分析の末、ショウちゃんへの恋心を自覚して悩む話の上巻です。 博士に振られたショウちゃんが相棒のジュナイパー(♀)の胸を借りて泣く場面があったり、ショウちゃんのことが頭から離れず研究に集中できなくなったために、そのときちょうど手元にあった研究ノートに研究内容とは一切関係のない内省の結果やショウちゃんに対して抱いている気持ちに関する考察をガラル語で書きつらねてしまった博士などがいます。 本文サンプルはこちら【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23832073】
⚠️注意事項⚠️
・本同人誌は上巻です。 ・本書の時空は既刊『父の書斎』に近いが、少しだけ異なるという設定です。そのため、既刊『父の書斎』に既出の表現と近い表現を一部に含みます。 また、本同人誌及び以下のサンプルには次の要素が含まれます。 ・PLAの主人公はBDSPの主人公とは異なるという解釈 ・登場する「ショウ」は先輩ではなく主人公 ・ラベン博士の母親という設定のモブが手紙の差出人という形で登場する ・図鑑完成後の未来捏造 ・キャラクターの年齢操作(ショウが話の中で成人する) ・ラベン博士ガラル地方出身者説に基づく要素
◎あらすじ
Love is the wisdom of the fool and the folly of the wise. —Samuel Johnson (「恋は愚者の知恵であり、賢者の愚行である」 ——サミュエル・ジョンソン) 調査隊が天冠の山麓から戻ってきた、ある冬の朝のこと。コトブキムラに、月に二度の郵便船が到着した。 故郷の母から届いた近況報告の手紙を受け取り、それを研究室で読み進めていたラベンは、手紙の中のある文章を読んで言葉を失った。 ——“ひとつ、私からあなたへ忠告しておきます” ——“彼女——あなたからの手紙によく名前の出ていた、腕利きの調査隊員——のことですが、早くその人に結婚を申し込みなさい。彼女はあなたの研究において必要な存在なのでしょう? 確かに、あなたはそう書いていましたね” ——“なにより、あなたはその人を好いているのでしょう” 最後に付け足されたその一文を読み、ラベンは、以前に自身が拒んだ、ショウからの二度にわたる告白を思い出した。