【Unity】ChatGPT によるバグ取りを効率的に行う Editor 拡張
- Digital0 JPY

ChatGPT の有料版をご利用の方は、質問時により多くの文字数を扱うことができます。 これは、バグ修正や機能実装の詳細な内容を伝える際に非常に有効です。 そこで今回は、ChatGPT を最大限に活用するための Unity Editor 拡張機能を作成しました。 この拡張を使えば、.unity ファイルに紐づく .cs スクリプトのファイル名と中身をまとめてクリップボードにコピーできます。 ■ 使い方 ■ ・拡張機能をインポートします。 ・バグが発生しているシーンファイルを右クリックします。 ・メニューから Tools > SephirothChatGPTPromptCreator > CSOnly を選択します。 ・すると該当シーンに関連付けられているすべての .cs ファイルのファイル名と中身が、まとめてクリップボードに保存されます。 あとは ChatGPT を開き、 「〇〇のバグを修正したい」といったプロンプトの後にそのまま貼り付けてください。 ■ この拡張を使うメリット ■ 怪しい .cs ファイルを一つずつコピペして質問する必要がなくなり、効率的に ChatGPT を活用できます。 ※文字数制限に達した場合は、20万文字程度ずつ分けて質問してください。 ■ 全 .cs ファイルをまとめてコピーしたい場合 ■ シーンファイルに関係なく、プロジェクト内のすべての .cs ファイルを対象にしたい場合は、 Unity メニュー上部 > Tools > SephirothChatGPTPromptCreator > CSOnly を選択してください。 ただし、大規模プロジェクトの場合は文字数が膨大になる可能性があるため、小規模プロジェクト向け、または将来的に ChatGPT の文字数制限が緩和された際にご利用ください。 基本的にはシーンファイルを右クリックしての使用を推奨します。 ■ .cs ファイルを右クリックして使用した場合 ■ .cs ファイルを右クリックし、 Tools > SephirothChatGPTPromptGeneratorFile を選択すると、 該当の .cs ファイルに関連する可能性のあるファイル名とその中身を、すべてクリップボードにコピーします。 なお、関連ファイルの判定は、 「そのファイル名が .cs ファイル内に記述されているかどうか」のみを基準に行っています。 そのため、判定の精度が十分でない可能性があります。あらかじめご了承ください。