1/700 海上保安庁 巡視船 びざん(らいざん)型「みずき」 1隻
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びざん(らいざん)型巡視船は、1993年から建造を開始した小型巡視船で、1985年に発生した日向灘不審船事件にて、高速で逃亡する不審船を40時間に渡って追跡したのち見失うという事態から外洋で高速かつ航続距離が長い巡視船が求められたため建造された「みはし(しんざん)」型巡視船の拡大改良型で、みはし型の計画段階であった全長46m(みはし型実船全長は43m)を採用し、スクリュープロペラ2軸ウォータージェット推進1基で35ノットを確保する設計でした。 本形式の中で、PS11「みずき」は特異的な1隻で、「捕獲機能強化型」とされ、機関出力の向上がなされ、暗視装置や高圧放水銃などを装備しており、以降建造される姉妹船の基礎となりました。本船は海上保安庁のなかでも最前線に立ち続けている1隻で2001年に発生した「九州南西海域工作船事件」で工作船への精確な発砲により停船させることに成功し、2010年の「尖閣諸島中国漁船衝突事件」では領海に侵入した中国漁船から体当たりを受けながらも強行接舷により停船させ、2012年の尖閣諸島魚釣島への香港活動家接近の際も、「のばる」と共に強行接舷により停船させる姿が記録されています。 本キットは、「みずき」の竣工時を基本としています。その他の時期、同型艇の作成には改造・検証が必要となります。特にPS12以降については船尾形状やマスト形状が大きく異なります。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装組立キットとなります。また、船体と台座の切り外しにホビー用ノコギリ(レザーソー)などが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 完成時全長:約6.9cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日:2025年8月 日