戯曲「空っぽになったことなんてない」PDFデータ版
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PDFデータ版「空っぽになったことなんてない」武田暢輝 【あらすじ】 「もうすぐさ、人間は命を食べなくなるって、お父さんが。」 世界は「生物食」を忌避し、人工食生活に移り変わりゆく最中にあった。 風花は昔ながらの「生物食」への愛着を捨てきれずにいた。 周囲に溶け込むように、人工食製造会社のオペレーターとして働く彼女の日常は、幼馴染の智英との再会によって脆くも崩れ去る。 生物食と人工食。過去と未来。 二人の関係はそれぞれの価値観に翻弄され、徐々に歪んでいく。 不変的な欲求である「食」のフィルターを通して、人間の本質を鮮やかにあぶりだす。 【初演】 安住の地 派生ユニット ユニットににふに 第0回公演 『空っぽになったことなんてない』 2025年6月13日(金)〜15日(日) @Alternative space yuge 出演:鴨梨(あたらよ) 乱痴パック (上演時間:約90分)