カンバッジサイズ小型バットディテクター(超音波探知機)基板キット
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コウモリの出すエコーロケーションを探知する装置を44mmのカンバッジサイズに小型化したもので、45~60kHz前後の超音波を可聴周波数帯に変換してヘッドフォンで聞けるようにしました。 音声をサンプリングするときのナイキスト周波数前後に発生する折り返しノイズを利用しており、ターゲット周波数との差分を可聴とするもので【元々の超音波がそのままの波形で変換されるわけではない】ことを、ご了承ください。 基板上に主要部品が取付済みで、少々の追加部品で動作させることが可能です。 CR2032コイン電池1個で動作します。 フィールドテストでは関東地方に生息するアブラコウモリのエコーロケーションを聞くことに成功しています。 コウモリ以外にも超音波域を出す虫の声や自動車の周囲センサーなど、身近な超音波を感知することができます。 ※リビジョンがいくつかありますが操作方法と部品が少々違うだけで、性能はほぼ同じです。 ※参考:アブラコウモリのエコーロケーションをこのバットディテクターを使用して録音・録画しました https://www.youtube.com/shorts/P7hdEdPfRqs
基板リビジョンによる違い
【Rev.1.02】…初期型 ・基板の色は緑色です ・電源ONと操作のスイッチが別になっています ・ヘッドフォンジャックとタクトスイッチが取り付けられていませんので、別途はんだ付けする必要があります(タクトスイッチは動作確認用に同梱付属しますが、お好みのものを用意してください) 【Rev.3.02】…後期型わけあり品 ・基板の色は黒色です ・電源ボタンと操作ボタンを1つにまとめました ・12mm高さのタクトスイッチが取付済みです ・3.5mmステレオヘッドフォンジャックを取付済みです ・半固定抵抗で音量が調整可能です ・基板パターンにミスがあるため修正ジャンパーをつけています 【Rev.3.04】…後期型 ・3.02の基板を修正して再生産したものです ・タクトスイッチは取り付けられていませんので別途はんだ付けする必要があります(タクトスイッチは動作確認用に同梱付属しますが、お好みのものを用意してください)
使い方と注意点
①準備: 【Rev.1.02】 ・タクトスイッチを基板上のSW1、SW2の位置にはんだ付けします。 ・基板上のAUDIOパッドからヘッドフォンジャックへ配線をします。はんだ付けが必要です。 ・CR2032電池を電池ホルダーに下から差し込みます。基板側がマイナス(-)、ホルダー側がプラス(+)になりますので向きに気を付けてください。 【Rev.3.02】 ・CR2032電池を電池ホルダーに上からはめ込みます。 基板側がマイナス(-)になりますので向きに気を付けてください。 【Rev.3.04】 ・タクトスイッチを基板上の左右のSW1の位置にはんだ付けします。それ以外はRev.3.02と同様です。 ②電源スイッチ: 【Rev.1.02】 ・基板正面左側のPow.ONスイッチを長押しすると電源がONになりLEDが点灯します。このとき起動音が鳴ります。 ・基板右側のSelect/Pow.OFFスイッチを長押しすると電源がOFFになりLEDが消灯し、終了音が鳴ります。 【Rev.3.02/Rev.3.04】 ・電源OFFの状態でスイッチを長押し(0.5秒)すると電源がONになり、起動音が鳴り、LEDが点灯します。 ・電源ONの状態でスイッチを長押し(0.5秒)すると電源がOFFになり、終了音が鳴り、LEDが消灯します。 ③モードセレクト: 【Rev.1.02】 ・基板右側のSEL/OFFスイッチを1回クリック 【Rev.3.02/Rev.3.04】 ・スイッチを1回クリック クリックするごとに周波数モードが変更されます。この時モード変更サウンドが出力されます。 モード1…約45kHz モード2…約50kHz モード3…約55kHz モード4…約60kHz ・設定した周波数の上下10kHz程度が差分として出力されます。起動時はモード1に設定されています。 ④使い方: ・基板の裏側にあるMEMS ULTRASONIC MICROPHONEと表示されている穴が超音波を拾うマイクです。基板の裏面を超音波を出す対象物に向けると可聴域に変換された音声信号が出力されます。 ・インピーダンス16~32Ωの標準的な小型ヘッドフォンなら十分な音量が得られます。 【注意点】 ・【Rev.1.02のみ】音量調整はついていませんので急な大音量に注意してください。 ・【Rev.3.02/3.04のみ】基板上の半固定抵抗で音量調整が出来ます。右に回すと音量が大きくなりますがホワイトノイズも大きくなるので気を付けてください。ライン録音する場合などは左に回してレベルを小さめに調節してください。ステレオジャックですが出力はモノラル(左右チャンネルが並列)です。 ・可聴域をフィルターでカットしていますが、基板がぶつかる音や金属音や紙や布が擦れ合うような高い周波数成分は拾ってしまいます。 ・基板上の部品に手で触れるとハムノイズが混入する場合があります。 ・マイクの穴を塞ぐと機能しなくなりますので塞がないようにしてください。 ・防水性や耐衝撃性はありませんので屋外での運用には充分気を付けてください。 ・電磁波漏れ対策やシールドなどはしていませんので場合によっては周囲の電子機器から影響を受けたり影響を与える可能性があります ・動作は確認してから発送していますが、基本的に修理や交換などはお受けできません。 ・ケースや電池などは付属しませんので各自でご用意ください。 ・カンバッジサイズと称していますが、実際には直径が標準サイズの44mmよりもわずかに大きいため、ダイソーのキーホルダーキットには入りますがそれ以外のメーカーのキーホルダーキットには削らないと入らない場合があります。 ・回路図やファームウェアは非公開ですが、ご希望があればおまけファイルとしてこのサイトからのみダウンロード可能にしておきますので、改造などに挑戦する場合にご参考になればと思います。 ・基板には明記していないのですが、クリエイティブコモンズにおけるCC BY 4.0を宣言しています。複製や改良して公開する場合に原著者として"Bonezine Industry"のクレジット表記をしていただければご自由にどうぞ。