[書籍版]異人図鑑 Ⅱ(上)(下)巻 2冊セット
- 5,300 JPY
クトゥルフを題材にしたホラー&グルメな群像劇風オリジナル小説本です。 Ⅱ(上)(下)巻の2冊セット商品です。 背幅が厚いため複数巻購入の方はこちらを選択してください。 宅急便コンパクトでの送付となります。 Ⅱ(上)(下)巻ともにサイズはA5です。 Ⅱ(上)巻:カラー口絵2ページ、漫画、小説あわせて316ページ (小説は約21万文字です。) Ⅱ(下)巻:カラー口絵2ページ、漫画、小説あわせて464ページ (小説は約36万文字です。) 上巻: 警察庁のオカルト専門部署〝異人課〟に配属され、 少しずつ仕事に慣れてきた留立三郎は上司・清崎純に連れられて 長野県を訪れていた。 毎年欠かさず長野を訪れるのは人と異人の狭間で苦悩した末に 長野県のために殉職した前異人課長・石田継人の生家を訪れるためだった。 ヒーローになりたい……そんな夢を抱いて異人課を自ら志したという石田は、理想と現実の狭間で深い迷路に迷い込んでしまう。 道中で清崎純が語る石田の生きた軌跡が過去と現在を紐解き、 未来に捕らえるべき相手を明らかにする。 下巻: 警察庁のオカルト専門部署〝異人課〟の先代課長・石田継人は 唯一無二と信じていた相棒・坂本忠徳には去られ、 父のように導いてくれた師・清崎透を失い、 そして自らの手で愛すべき人を突き放した。 仕事での度重なる失敗を通して 異人とどうかかわるべきか思い悩み、 迷いの中で転がり落ちた先で掴んだものは絶望と、小さな希望であった。 そんな中、坂本忠徳と思わぬ再会を果たし、 その因果は未来をも蝕んでいく。 先駆者たちの歩んだ軌跡を知り、 現代を生きる留立は〝愛すべき人〟との未来のため 新たな決意を胸に歩き出す。 異人と人との間で交わされる契約書の数々を 綴じたファイル――異人図鑑。 過去から未来へ、異人課の歴史が今、動き出す。