『探偵倶楽部と奇妙な甘味』(CoC 6版)
- 500 JPY
時は昭和5年(1930年)。からりと乾いた空に落ち葉が舞う、凛と冷えた時節の頃であった。例年にも増して冷え込んでいるが、半ドンを終えて帰宅する子らの頬はみな上気して、見事に熟れた林檎のようである。 そんな溌溂な──あるいは悪辣な──集団のうちの3人こそ、○○探偵倶楽部の若き探偵たちであった。級友に別れを告げたあなたたちは、生垣に挟まれた坂道を上ってゆく。 坂道の奥にある洋館の窓には今日も「依頼アリ」の合図であるハンカチーフがかけられている……きっと今日も、依頼主が首を長くして待っているであろう!
(このシナリオはCoC6thサプリメント『クトゥルフと帝國』がなくても遊べます。多分。そんなに肩の力入れなくてもいいと思う)
探索者について
推奨技能:探索系技能 推奨人数:3人 想定時間:3〜4時間 あなたたちは尋常小学校の四年生です。また、リーダーの〇〇(3人のうちの誰でも)が率いる「探偵倶楽部」のメンバーでもあります。3人しかメンバーのいない小さな倶楽部ですが、時折ある金持ちからの依頼──あるいはそれに似たおつかいや雑用──を解決する、腕利きの集まる倶楽部です。 倶楽部の始まりが探偵小説への憧れであろうとも、まだまだ背丈が小さくとも、あなたたちは「探偵」という役割に誇りを持っています。 最後まで信念を折ることのないよう、よろしくお願い申し上げます。
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