GMレス・マギカロギア「魔法使いの骨」
- Digital0 JPY

令和6年4月13日「電脳魔道書市-scroll3-」合わせで書いたシナリオです。
レギュレーション
人数:GMレス PL2人用 リミット:4サイクル 推奨階梯:第3階梯 ルール:基本ルールブック、黄昏選書 あるもの:禁書戦、NPCのコマと状況設定を渡されて自由にRPするシーン ないもの:断章戦、書籍卿戦(というかメインフェイズでの魔法戦) シナリオアンカー:互いのPC、又は任意の<愚者> ※GMレスのため、禁書戦では代表でない方のPLに禁書を動かしていただきます。 ※黄昏選書のp172「自然について」を一読推奨
どういうシナリオか
若き日のアリストテレスに思いを馳せたり、PCの思考を掘り下げたり、ルールブックをあちこちめくって「ここにこんな記述あったなー!」と再発見したりするのを楽しんでもらいたい、低刺激・淡白めなシナリオです。 GMレスなので断章回収などのタスク解決型のゲーム性はなく、PC・PL間のキャッチボールで遊んでもらうための道具として設計しています。 アリストテレスと書籍卿やエキストラ魔法使いのRPをやってください(例:後掲の導入2)と急にハンドルを渡されるシーンが、導入を含めて3回あります。アドリブかまし放題でどんなシーンにしてもいいのですが、無茶ぶりされるのが苦手なPLさんには優しくないかも知れません。「アリストテレスってこういうことをする男だと思うんですよね…」「見える~~!」という幻覚をフックになんとかやってみてください。 サプリ「生滅滅已」「魔道倫理」の内容に触れていますが、所持していなくても大丈夫です。『蒐集日記』に収録されるので、その販促です。 本作には、公式に根拠のある情報と推測・捏造が混在しています。プレイ後に解説PDFをダウンロードして答え合わせしてみてください。
導入予告1
▽登場:PCのみ あなた達はふと目覚めると二人きり、古めかしくも豪華な部屋に閉じこめられている。 机上の書き置きを読めば、<旧世界秩序>の書籍卿が、実験のためあなた達を異境・影の王都(基本p214)に招いたのだという。 脱出条件は<禁書>の回収。22枚のタロットカードの形をした一風変わった<禁書>であり、手順に従ってカードをめくり、最後は魔法戦を行う必要がある。 <旧世界秩序>の書籍卿はこの場におらず、呼び掛けても応答はない。招くだけ招いて、あなた達が勝手に脱出するのを見送るのみだ。
導入予告2
登場:エキストラのみ いつかの過去、あるいは未来。 その場には男と女が一人ずつ。男はアリストテレス(基本p203)であり、女の方は<書籍卿>だろう。 敵として対峙し、これから最後の魔法戦が始まらんとしている。 何故戦うのか、何故同じ道を歩めないのか、何故そのように人を愛するのか。 己の理念を訴えるのか、相手の罪を糾弾するのか、あるいは言葉は無用と態度で示すのか。 いずれにせよ、信じる理想の形が違ったことだけは確かである。 この状況設定で自由にRPしてくださいというシーンです。 PC達はこのシーンを追体験します。 ※男女なのは終章(基本p205)をイメージしているからですが、クソデカ感情男をやりたいなどあれば変えてしまって構いません。 ※終章そのものではないので、今後PCが予知できなくなるわけではないです。
本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」「株式会社新紀元社」が権利を有する『魔道書大戦RPGマギカロギア』の二次創作物です。 (C)河嶋陶一朗/冒険企画局/新紀元社