【無料ダウンロード】 　2017年7月東京都町田市で開催された、東方Projectプレゼンイベント「第２回東方発表会」にて、五花八門上條が発表したプレゼンスライドです。 　同人誌即売会分析では、これまで政治的、倫理的側面から、即売会の行動の是非や要因を考えるアプローチが主流となっています。これに対し、サークル数、参加費などのデータを用いて東方オンリー即売会の変化を経済的に考えることができるということをお話ししました。 　その中で、①東方バブルの時点ですでに即売会経営環境は徐々に厳しくなっていた、②即売会側の「節約」が限界になると協調から生存競争へと、イベント間関係が変化した、③現在は即売会の余力が小さい状況を、サークル側の自発的・非自発的双方の負担増加でやりくりしている。という時系列な変化があったことを検討しました。 　即売会運営において必要な負担を、イベント同士またはイベントとサークルの間で、どのように分け合うかという点は、経済的な発想で考えるべきです。データを増やすほど、即売会運営は客観的になり得ることを分かってもらうのが、このプレゼンの意味です。