同人界隈を市場の動きを参考に考え直してみよう、という本です。この小論を書いたとき、経済学を前面に押し出して同人評論をしようという人はほとんど皆無だったんじゃないかと思います。この本はコピー本としては五花八門の息の長いベストセラーになりましたが、ポジティブな反応をいただけたことが、同人経済学概論Ⅰ～Ⅲのシリーズへつながってゆきます。今でも五花八門の基本的な同人活動の見方が書かれている小論です。2014年発行。