作者の勇出あつ自身が厳選した初の短編集
・人の心のさみしさむなしさを描いた「穴」
・SFに2024年の社会問題要素をもりこんだ「優しい嘘」
・ぼんやりした娘が剣客道場に嫁入りする歴史活劇「吉岡の嫁」
・過去のSF「思いで畑のあくる日から」
・コメディチックな「あした」
・詩的な「時停めとクロノスタイム」
・ふるい伝承を最新の研究で見つめなおす「神か友か」
・呪いか怨恨か、ライトホラーの「呪いのアカウント」
・仮想未来を鋭くえがく「遥か世界へのワープ」
の9つを収録
二十代の感性で書き記す意欲的にこの世界をとらえた一冊