マーダーミステリー『宵宮、二十時』GM+8人【マダミス】
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二百年 続いた祭りを、明日 やるかどうかを決めます。 GM+8人/150〜180分/印刷用PDF ──────────────────── 綴(つづり)は、川に沿って家が三十軒ほど並ぶ町です。 八月十四日。明日の本祭を前に、今夜は宵宮(よいみや)です。 祭礼詰所には、祭りを回す八人が集まっています。 委員長、会計、記録係、神輿方の頭、囃子方の師匠、消防団の分団長、 総代の娘、そして三年前に越してきた新住民。 綴の祭りには「川渡り」があります。 神輿を担いだまま川を渡る神事で、二百年 続いています。 県の無形民俗文化財に指定されていて、この十年は、 この神事を見るために外から人が来るようになりました。 総代の 日和佐(ひわさ)啓三、七十八歳。祭りを五十年 回してきた人です。 今夜、宵宮の締めに何かを言うと、朝から周りに漏らしていました。 「川渡りのことで、みんなに話がある」 ——二十時。囃子が止んだあと、日和佐さんは詰所にいませんでした。 探しに出た二人が、詰所の裏の川べりで倒れている日和佐さんを見つけます。 頭を石で打っていました。 診療所の医師が来たのは二十時五十五分。すでに息はありませんでした。 駐在所の巡査は隣町の火事に出ていて、戻るのは明日の朝になります。 明日の朝六時、神輿は蔵から出ます。 それまでに、八人は二つのことを決めなければなりません。 今夜 何があったのか。そして、明日 川を渡るのか。 ──────────────────── ■ 初の「殺意のない殺人」 犯人には、殺すつもりがありませんでした。 突き飛ばしただけです。相手が石に頭を打つとは思っていませんでした。 それでも、通報しませんでした。 ただ、この作品の芯はそこではありません。 被害者は、犯人を庇うために、理由を言いませんでした。 犯人は、庇われていることを知らずに、突き飛ばしました。 彼が恐れた「書かれていない続き」は、最初から存在しません。 解答編は、この一点を最後に置きます。 ──────────────────── ■ 登場人物(8 人) HO1 千種 豊(54) 祭礼委員長 HO2 杠 修一(61) 会計・杠商店の店主 HO3 鹿戸 律(33) 記録係・役場出張所の職員 HO4 梶浦 鉄平(45) 神輿方の頭 HO5 薄井 たか(76) 囃子方の師匠 HO6 戸倉 巧(42) 消防団 分団長 HO7 日和佐 澪(38) 総代の娘・十年ぶりの帰省 HO8 朏 遥(35) 三年前に越してきた新住民 ──────────────────── ■ 決着は「明日の担ぎ棒」 朝六時の三十分前。二つのことを決めます。 一つ目 当番表の裏に、犯人だと思う人の名前を書きます 記録係が集めて、議事録に読み上げて記録します 二つ目 明日の神輿の担ぎ棒の、どこに立つか 八人が同時に指定します。相談はできません 先棒に立った人が、総代の跡を継ぎます 先棒が空のまま開いたら、二百年の神事は、そこで終わります。 誰が先棒を取ったかで、綴の明日が変わります(9 通り)。 ──────────────────── ■ 八人のうち四人は、「当てること」が勝利条件ではありません 記録を正しく残すこと。父が何を書こうとしていたかを知ること。 師匠が最後に伝えたかったことを全員に届けること。この町に残ること。 犯人を当てられなくても勝てる人がいます。 犯人を当てても負ける人がいます。 ──────────────────── ■ 祭りや神事の知識は要りません 作中に出てくる言葉(宵宮・総代・担ぎ棒・先棒・芳名帳・回覧板・ 当番表・分団 など)は、すべて各ファイルの中で説明しています。 予習は不要です。 ■ 八人でも、黙る人が出ません 大人数のマーダーミステリーは、放っておくと三、四人だけが話す会になります。 本作の GM シートには、当番表の順に一巡させる読み上げ文を 第一幕と第二幕の両方に入れてあります。 さらに記録係(HO3)には、議事録を取ること自体が勝利条件として付いています。 ──────────────────── ■ 同梱物(PDF 12 本・75 ページ + txt 1 本) はじめにお読みください 全員 5 ページ GM シート GM のみ 10 ページ HO1〜HO8 各自のみ 各 5〜6 ページ 手がかり集(全 16 枚) GM が幕ごとに出す 10 ページ 解答編 最後に全員 7 ページ ココフォリア用 貼り付けテキスト 全員 txt ──────────────────── ■ ご注意 ・シナリオの自作発言・データの再配布・再販売は禁止します ・流血や暴力の描写はありません ・事故死・遺族・世代間の対立の描写を含みます ・子どもは作中に登場しません(五月の一件は証言と記録の中だけで扱います) ・八人 ちょうどが必要です(GM を入れて九人) ・再プレイはできません(解答編を読むと終わります) ・配信・動画投稿は許可しています(収益化を含む・事前連絡は不要) ・登場する町・川・神社・祭り・団体・人物は、すべて架空です 実在のいかなる地名・神事・行事とも関係ありません ──────────────────── ▷ 配信者・実況者の方へ | 許可不要・収益化可 配信/実況/動画投稿、広告・スーパーチャット・メンバーシップ限定配信、すべて自由です。 事前連絡も事後報告も要りません。ネタバレの範囲もお任せします(真相まで公開して構いません)。 商品ページの画像はサムネイル使用・切り抜き・加工とも自由。有償/無償の GM 業も自由です。 印刷は不要です(PDF のまま画面共有で進みます)。ココフォリア用の貼り付けテキストを同梱。 ▷ 概要欄にどうぞ(コピー用・記載は任意です) マーダーミステリー『宵宮、二十時』/制作:Ai-Q Labs https://aiqlab.booth.pm/items/8800779 ▷ 配信アーカイブ(配信・実況の記録) 配信していただいた動画は、ご連絡いただければこの欄に掲載します。 【シリーズ】11 作・各作 独立しています 「証拠が全部 文字」で作っているシリーズです。どこから遊んでも大丈夫です。 ・『交信、午前四時』 GM+2人/60〜90分/冬山の観測基地(全編 無料) ・『茶室、十四時』 3人のみ・GM不要/60〜75分/京都の茶室 ・『校了、二十三時』 GM+3人/90〜120分/出版社の校了の夜 ・『宿帳、二十一時』 GM+3人/90〜120分/山あいの温泉宿 ・『御来光、午前三時』GM+3人/90〜120分/富士山八合目の山小屋 ・『放送、二十五時』 GM+4人/90〜120分/深夜のラジオ局 ・『献花、十五時』 GM+4人/90〜120分/町の斎場 ・『開演、十九時』 GM+5人/100〜130分/小劇場の初日 ・『開票、二十二時』 GM+6人/110〜140分/町の開票所 ・『終着、午前五時』 GM+7人/150〜180分/夜行寝台列車 ・『宵宮、二十時』 GM+8人/150〜180分/夏祭りの前夜(本作) ▷ 全 11 作の一覧 → https://aiqlab.booth.pm ▷ 真相なしの「シリーズ ガイド」(PDF 6 ページ・無料)で先に中身を確かめられます https://aiqlab.booth.pm/items/8726707 【制作】 Ai-Q Labs(X: @aiq_ai_lab)

