シナリオ「大丈夫だよ、香菜。」 推奨技能：探索技能、低すぎないSAN 推定時間：テキセ二時間 ロスト率：高 シナリオ形式：ソロ(NPCとタイマン)、クローズド 備考：胸糞悪い展開、倫理に反する表現あり、公開HO ▼HO あなたには結婚を考えている恋人がいる。 今日はいよいよ、彼女(彼)の親に会う予定だ。 ▼恋人について 恋人は片親で、母親からの育児放棄のせいで愛情表現が歪だ。 そんな彼女(彼)を救いたいと、自分が変えてあげられればと、偽善かもしれないが思っている。 そんな彼女(彼)の母親は今、精神病院を退院して彼女の家で一人隠居しているらしい。 ※本シナリオは非常にロスト率が高いシナリオとなっております。 ※本シナリオでは、出目によってEDが分岐します。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ どきどきと早鐘を告げる心臓を押さえながら立っている。 隣には、愛おしい彼女(彼氏)を連れて。 日曜の空はどこまでも広く広がっていて、晴々しい、まるで風までもが自分を応援しているかに思えた。 ああ、親御さんに会ったらなんて言おうか。よろしくお願いします？それとも、菓子折りを渡すのが先なのか？靴を揃える仕草、靴下の色、ああ、ああ、もどかしい！ 時は３日前に遡る。 その日いつものように仕事終わりに出迎えてくれた彼女(彼)は、夕飯をよそいながらこう口を開いたのだ。 「ねえ、そろそろ私のお母さんを紹介したいんだけど、いい？」 リンゴーン。どこかで祝福の鐘がなる。 だって、それはもはや、結婚しよう、と言っているようなものではないか。 もちろんそれはやぶさかでない、どころか願ってもない、そうだ、だって何故ならもうそろそろプロポーズを決めようと思っていたところだったのだから！ 彼女の真意はともかく、そのまったくともすれば結婚しよう、と言う言葉に舞い上がった俺は口をついた言葉のまま、それを了承した。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ・本文pdf ・本文txt ・トレーラー４種 ・ロゴ３種 ・MAP１種