Orange Pi 5 をいじってみた
- 800 JPY
最近発売が始まった Orange Pi 5 というシングルボードコンピュータ(SBC) を購入しました (2023年1月末現在)。 Orange Pi 5 は Rockchip 3588S (RK3588S) を搭載し、メモリも8GB/16GB など容量も大きく、性能が良いわりに安価に購入可能ということで、気になっている方も多いのではないでしょうか。 この技術同人誌は、筆者が気になることを調べてトライした内容をまとめたものです。 Linuxサーバーのような使い方や、ラズベリーパイで電子工作に使う時のような用途はできそうなのか、などが含まれています。 また、Orange Pi 5 のスペック情報は多く見かけるのに導入部分については見かけることが少ないため、そのあたりについても説明を行っています。 ※ この本の電子版は PDF 形式で提供されます。
注意事項
Orange Pi 5 に関するリソースはまだまだ変化が激しい部分です。 そのため、環境の変化により本書に記載の内容と状況が異なる部分が発生するかもしれません。この点、ご容赦ください。 また予告なく本書籍の内容がアップデートされることがあります。 既に購入済みの方は再ダウンロードにより最新の状態を取得することが可能です。
目次
・第1章 Orange Pi 5 の紹介 ・第2章 システムイメージを書き込む 2.1 Ubuntu や Debian を書き込む 2.2 Android を書き込む 2.3 NVMe SSD から Linux を起動する ・第3章 NASサーバーとして使う 3.1 OpenMediaVault のインストール 3.2 初期設定を行う ・第4章 VPNサーバーとして使う 4.1 WireGuard のインストールと初期設定 4.2 サーバーの起動 4.3 クライアントから接続する ・第5章 仮想マシンを使う 5.1 動作確認 OS リスト 5.2 QEMU インストール 5.3 CentOS Stream9 を動作させる 5.4 Armbian を動作させる ・第6章 電子工作編 6.1 GPIO を制御する 6.2 PWM を使う 6.3 I2C デバイスを使う 6.4 SPI デバイスを使う ・第7章 研究ノート 7.1 描画API(OpenGL/OpenGLES/Vulkan) 対応状況 7.2 Android Google Play を使えるようにする 7.3 M.2 スロットを活かして Wi-Fi ボードを追加する 7.4 バッテリ駆動について