思慕と祈りを繋ぐ先 上巻 / 「槍の鞘」第四部
- 1,500 JPY
和風幻想小説「槍の鞘」第四部「思慕と祈りを繋ぐ先」です。 7月上旬の夕方、双子の姉「三上佐枝子」は帰宅ラッシュの電車を降り、妹の「三上泉水」に電話をかける。その時、遙か遠くの山の上に座す女「春見珠洲」は、自身が生を受けた千五百年前、姉と共に暮らした日々を思い出す。 ----- 「槍の鞘」三部作において、舞台裏から主人公の娘達を手助けしてきた春見珠洲。彼女もまた、過酷な運命を背負い見事に成した春見家の娘であった。 遙か千五百年前、古墳時代後期の動乱期に生を受けた彼女は六歳上の姉の背を追い修練に励む。姉は見事に「槍の鞘」を継承するが、直後に訪れた災厄に力及ばず相討ちとなり世を去る。 姉の遺志を胸に、珠洲は混乱を迎えようとしていた大和国の大王(おおきみ)の正統後継者を探す旅に出る。 様々な人々の助力を受けながら、隠遁していた王子達を発見し任務を果たす珠洲。しかし彼女の目の前に、かつて姉を死に追いやった災厄が再び立ちはだかる。 ----- 試し読み・朗読・プロモーションビデオ等はこちら https://note.com/yu_koduka/m/m71afc758b77f ----- 作:小束 弓月 デザイン:みかマイブーム・絹井けい・膝下。 表紙:膝下。 挿絵:みかマイブーム・がまぐちうお・絹井けい・shiroha・Akuto PV朗読:和泉スズ ※上巻製本版の頒布開始にともない、PDF版の配布を終了します。イベントでの「第一章試読版」の無料配布も、在庫が無くなり次第終了します。
See More