殺し屋JK ~ Price of greed ~
- Digital2,000 JPY

映像化を目指して執筆したシナリオです。 舞台向けではありませんが、漫画・イラスト化は可能だと思います。
お願い
映像・舞台での使用、イラスト・コミカライズおよびシナリオの加筆修正についてはご購入者様にお任せしますが、必ず著者名(光橋大勝)もしくは「エイレ商会」のクレジットの明記をお願いいたします。
登場人物
・シュリ(17): 生後間もなく両親に遺棄され、児童養護施設で育てられた過去を持つ。現在はアンドーの下で殺し屋を生業としながら東京都内で生活している。かつて、戦闘員養成機関「武誠館高校」に在籍しており、そこで戦闘技術を身に付け優秀な成績を修めていたが、ある作戦で心を病み「戦闘員としての資質無し」とされ、同校を退学処分となっている。常にセーラー服を着ているが、現在も高校に通っているかは不明。 ・マコト(16): 幼い頃にサヴァン症候群と診断され、両親から音楽の英才教育を受けるが、本人の興味は生物の構造にあり、昆虫への興味から始まり、それはカエルから野良猫や鳩へと移っていき、13歳の頃に人間への興味に辿り着いた。 医療少年院に移送の際に、武誠館高校から入学後に工作員になることを条件に無罪放免となった。 武誠館高校に入学後は人体構造学に基づいた『効率的な殺人術(本人談)』の研究に勤しみ、その成果は公安のアンダーカバーとして遺憾なく発揮されたが、東欧での作戦行動中に監視カメラに映り込んでしまったため、一時的に武誠館高校から離れてシュリと行動を共にすることになった。 小柄な体系と整った顔立ちを活かして女装しているが、性自認は男性であり「女性として動いている方が警戒されない」というのが動機である。
あらすじ
大貫は加虐嗜好の強い富裕層を対象に、家出少女やオーバーステイして行き場のない外国人などを対象とする狩猟会している。 その日はヤクザから家出少女を買い取り、常連客を招待して狩猟会を開催したが、大貫の狩猟会は既に警察が察知しており内偵が進んでいた。 しかし、狩猟会には財界の大物が多数在籍しており、捜査の妨害を避けるために武誠館高校が捜査を引き継ぐことになった。
設定資料
*武誠館高校 冷戦構造が崩壊しつつあった1990年代、イデオロギーを背景とした対立構造や仮想敵国の概念が薄れ、テロリストと武装ゲリラを中心とした「非正規戦闘員によるテロ・戦闘行為」が新たな脅威として問題視されるようになった。 こうした動向に対して、警察庁の公安部と一部の防衛庁職員が中心となり、治安維持と邦人保護の観点から国内外での小規模戦闘への対応が検討され始め、時の内閣により「対・非正規戦闘員養成機関」の設立が決定され、「武誠館高校」が誕生した。 武誠館高校は義務教育を修了した男女を対象に、一般の高等教育と併せて戦闘訓練を行っている。 主な任務は 1.海外での邦人警護と護送 2.日本国内で犯罪を犯し国外へ逃亡した被疑者の確保 3.国内で活動する武装集団の鎮圧と防諜活動 に限定されており、作戦行動中でも制服を着用している事が多いので「武装高校生」と呼ばれ、特に女性隊員は「武装JK(女子高生)」と呼ばれる様になった。