【電子書籍】さまよいジャック
- 500 JPY
天国にも地獄にもいけず、さまよう幽霊の男の子のハロウィンオカルトファンタジーとその後日談に当たる「誉無きイヴ」を電書化しました。 【さまよいジャック】 山ぶどうを取り損なって沼に落ちた後、毎年、この時期、最後の瞬間を繰り返すオレの前に、不思議なカボチャ頭の男の子が現れた。 「何回、死ねバ、気がすむんダヨ!」 「Trick or Treat!!」 ハロウィンの夜、陽気な男の子が沼から引き上げたオレの手を引き、近くの村に連れて行く。 それは、オレの死後、十三年経った、オレの両親や友人達が暮らす村だった……。 収録作品 ・さまよいジャック ・さまよいジャック~良い子とカボチャの騎士達~ ・さまよいジャック~救いのカボチャの天使~ ・魔の森(書き下ろし)(ジャックと死神出会い編) ・愛しい貴婦人への奉仕(ミンネディーンスト)の為に(書き下ろし)(死神過去編) ・迷子のカボチャくん~宇宙駅『神田』人情奇譚~(書き下ろし)(後日談) ・砂糖衣に包まれて(特別収録)(アンソロジー「なないろ世界の食歩記」より) 試し読み→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8335937 【誉無きイヴ】 何十年かぶりに家族の住むコロニーに帰った男は小糠雨の降る中、金毘羅宮の境内で自分が納めたカエルの置物を見ていた。 「おじさん、濡れるよ?」 男がびっくりしたように彼を見る。 「坊や、私が『視える』のかい?」 「うん」 「純様~、誰とお話しているのですか~」 銀河系ペルセウス腕の交易ポイント、レント星系カイナックのコロニー群。 その第八コロニー、宇宙駅『神田』は太陽系第三惑星地球の島国の生活様式を受け継ぐ人々が生活している。 そんなコロニーに住む五歳の霊感幼児と彼の子守ロボットのほのぼのオカルトSF短編集。 収録作品 ・カエル、イツカカエル(和風即興創作連作集・大幅加筆修正版) ・カエル、イツカカエル ・ダレソカレ ・しゃれこうべさん ・迷い辻 ・救いの手 ・旅路の果てに(テキレボアンソロ作品) ・誉無きイヴ(同じ骨参加作品) ・ずっと一緒に 試し読み→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8308383 注意 ※試読版(無料)をDLして確認してからご購入下さい。 試読版 → https://iguana-ippuku.booth.pm/items/5148884 ※ Google Play Books・Kinoppyではレイアウト崩れがないことを確認しています。他のリーダーアプリ、閲覧環境によっては、レイアウトが乱れる可能性がありますので、ご了承下さい。