創作サークル猫妖精舎の季刊誌、記念すべき第一号です。 ねこ母さんとねこ父さん、三人の作家によるアンソロジー。 今回のお題はAI。 二つ以上使用するという決まりでねこや美少女などのモチーフを設定して紡がれた３つの物語を収録。 巻末には執筆者の紹介とともに、彼らの家族であり、表紙を飾ったねこさんたちを紹介しています。 A5板　56ページ ～収録作品～ 「ハングリーガールズ」　壇敬 ※文明が滅んだ世界で生きる薄幸の少女たち。 法なき世界で、彼女たちは生き抜くことができるのか。 　荒廃した世界を冷静に観察する者の正体とは……？ 「君の名前を呼びたい」　楠みうみ ※ガーディアンと呼ばれるアンドロイドと共に生きる、巨大移民船ノアの住民たち。レオもガーディアンを所有しているごく普通のサラリーマン。彼はしばしば、高校の同級生だった蒼い目の少女を見舞っていたが……。宇宙を旅する移民船に、運命の日が訪れる。 「女神の領域」たびー ※環境破壊により大地が水没した地球を捨てた人類。 地球に残った者はごくわずか。 運び屋の木島は、月から来たりし老人の依頼を受けて、彼を古い神社ヘ連れて行く。そこで彼が目にしたものは、信じられないほど美しいものだった。 執筆者紹介（ねこさんの写真付き）