カムvol.22
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小説5編、エッセイ1編を収録。 生きづらさを感じるひとにそっと寄り添う物語たちです (今号には早高叶作品は掲載がありません) ☆収録作品のご紹介 「みどり姉ちゃんの髪を切る」田中一葉 心の調子を崩し、ふるさとに帰ってきたみどり姉ちゃん。元気だった頃の姉ちゃんとは、どこか違っている。僕はどんな風に接すればいいのだろう? 「若葉さんに教えてもらった」宮内はと子 舞台は某有名ブランドの小売店舗。パートで働く私に、若葉さんは何でも教えてくれる頼もしい先輩……のはず、だったんだけど?! どこの職場にもいそうな「困ったちゃん」と繰り広げられる毎日の奮闘。 『カム』vol.20「みわの光」でエルマール文学賞KDL特別賞受賞の宮内はと子の最新作。 「エッセイ 戴帽式」山本一男 「そういう朝に」後藤高志 日常生活の中での、ふとした出会い。そこから呼び起こされる、土地にしみついた過去の記憶、かつて起こった災害、そして戦争……。 『カム』vol.19「あともうひとつ」でエルマール文学賞本賞受賞、『カム』vol.21「今日があったという響き」で2024年度上半期同人雑誌優秀作受賞の後藤高志の最新作です。 「ふたりだけの紙の店」中山文子 仕事の空き時間、デモに参加している私。もどかしく、思うようにいかない日々に何かを見つけたくて。 「プラスティックで空腹を満たす」宮城芳典 博物館で働く主人公。パワハラ上司、意思疎通できない同僚、次々と降りかかってくる難題。ただひたすら、味も栄養もない「プラスティックで空腹を満たしている」ような日々は、どこへ向かうのか。 ☆2024年9月発行 ☆クリックポスト(185円)にて発送します。
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