【あらすじ】 五条の後輩である夢主は、七海と同じ一級呪術師として働いていた。 明るく快活で、男女ともに親しみやすい彼女は、五条から「可愛い後輩」と言われてよく揶揄われていた。 後輩でも妹ポジションでも、五条の近くに居られるのならそれでも良い。 学生時代から抱いていたささやかな恋心を隠す彼女に、七海はいつも呆れ顔だった。 ある日、産婦人科の廃院で起きている連続行方不明事件の任務に当てられた夢主は、七海と共に現場へ向かう。 そこに現れた呪霊に身体を貫かれたが、何故か傷は無かった。 怪我が無くて良かったと安心していたのも束の間、翌日から物忘れがどんどん酷くなる彼女のことを七海が心配して家入の元へ連れて行く。 「……五条呼んでくる。七海は任務の調査報告書を取って来て」 夢主を診察した家入の表情が変わった。 ただの物忘れ。疲れとかストレスとか、きっとそんなものだろうと思っていた夢主は、報告書を取りに行こうとする七海を引き留める。 七海は諭すように夢主の肩を掴んで言った。 「被呪の可能性があるということです」 夢主が記憶を徐々に失くしていき、次第に全てを忘れ、身体ごと消えてしまうお話です。 ハッピーエンドはお約束します。 【詳細】 ◇A6サイズ　カバー無し　約150ページ ◇夢主固定名有（ほぼ苗字しか出て来ません） ◇キャラ全員生存の世界です。年齢設定に原作との齟齬が生まれています。 ◇ステーショナリー系のノベルティ付き