デジタルサイネージを使ってインタラクティブな体験を提供したい、そのような開発に初めて挑戦する方々に向けた入門書です。Raspberry Piなどのハードウェアを使用したシンプルなサイネージの作成から、Live2D Cubismのモデルを活用したアプリケーションの実装まで徐々に高度なプロジェクトへとステップアップする内容となっています。 Live2DのCubism Web Frameworkの使い方、拡張の仕方を学びたい方にもおすすめです。 ◼️本書の特徴 ・実践的なコード例:すぐに試せる具体的なコード例が豊富に掲載されています。 ・優しい:必要な基礎知識を前提としていますが、簡易な説明とステップバイステップのガイドがあるため、自分のペースで進めることができ、理解しやすい構成です。 ・Node.jsを使ったアプリ開発:デジタルサイネージのアプリ開発、Live2Dのサンプルプロジェクトの拡張、既存の仕組みやシステムとの連携を学び、インタラクティブな体験を創造するアプリ開発をします。 ◼️目次と主な内容 第1章 デジタルサイネージの基礎知識 ・デジタルサイネージの概要 ・システムの基本構成 ・主な活⽤事例とメリット 第2章 シンプルなデジタルサイネージ開発 ・開発環境の準備と基礎知識 ・プロジェクト1:スライドショーアプリ開発 ・プロジェクト2:複数動画の連続再⽣アプリ開発 ・専⽤ソフトウェアの紹介 ・ソフトウェアの設定と運⽤ 第3章 イベント展⽰における課題と対策 ・イベント展⽰における課題と対策 ・電源が取れないイベントでの設置 第4章 「インタラクティブなLive2D ショーケース」アプリ開発 ・プロジェクト3:Live2D モデルのショーケース ・プロジェクト4:ゲームパッドを使⽤した操作 ・プロジェクト5:RFID(NFC) を使⽤した演出の実装 第5章 「売り⼦」アプリ開発 ・プロジェクト6:吹き出しと商品プレビュー ・複数画⾯対応(マルチディスプレイ対応) 第6章 より発展した「売り⼦」アプリ開発:実装のアイデア ・プロジェクト7:顔の検出と⼿振りの検出 ・TensorFlow.js、MediaPipeのシンプルなサンプル ◼️その他 ・ソースコードは書籍内のサポートページからダウンロードできます。