
USBデバイス開発に初めて挑戦する方々に向けた入門書です。Arduinoを使った簡単なデバイス作りから始め、徐々に高度なプロジェクトへとステップアップする内容となっています。 第2版で、主に古くなった情報の更新、誤字の修正を⾏いました。 また要望の多かった、C++,Python のサンプルコードをサポートページへ追加しました。 ◼️本書の特徴 ・実践的なコード例:すぐに試せる具体的なコード例が豊富に掲載されています。 ・優しい:必要な基礎知識を前提としていますが、簡易な説明とステップバイステップのガイドがあるため、自分のペースで進めることができ、理解しやすい構成です。 ・ArduinoとKotlinの組み合わせ:ハードウェアとソフトウェアの連携に焦点を当て、Kotlinを使った自作アプリの開発もサポート。 ◼️目次と主な内容 第1章 シンプルなUSBデバイス開発 (HIDライブラリ、シリアル通信+自作アプリ) ・ボタンを押すと「Ctrl+S」を実行 第2章 複数ボタンのUSBデバイス開発 (HIDライブラリ、シリアル通信+自作アプリ) ・複数のボタンを使って「Ctrl+C」「Ctrl+V」「Win+V」を実行 第3章 より高度なUSBデバイス開発 (シリアル通信+自作アプリ) ・音量調整 可変抵抗を使ってWindowsの音量を調整 ・マウスポインタを操作 ジョイスティックを使ってマウスを操作する 第4章 既存のプロダクトを活用する ・Nintendo SwitchのJoy-Conと通信してみる ・マウスをエミュレーションしてみる 第5章 Live2D Cubism Editor 5.1 と通信 ・パラメータの操作(自作アプリ) Live2Dモデルのパラメータを操作する方法(準備まで) 付録 ・シリアル通信を確認するシンプルなサンプル 回路図の例 ・各章で使用する回路図の例を掲載 ◼️その他 ・ソースコードは書籍内のサポートページからダウンロードできます。