実践 Vibe Coding - Live2D Cubism SDK アプリ開発 超入門
- Digital1,200 JPY








本書は、Live2D Cubism SDKの公式サンプルを土台として、AIに「こんな感じにしてほしい」という雰囲気(Vibe)を伝えて「既存のプロジェクトを改造していく」 、極めて現実的なAI活用プロセスを追体験しつつ「バイブコーディング(Vibe Coding)」という新しい開発手法を学ぶ入門書です 。 複雑なLive2D SDKの導入の壁をAIと共に乗り越え、キャラクターが息づくアプリを楽しみながら量産・改善できる「AIとの共創」を目指します 。 macOSおよびiOS環境での開発を前提としていますが、その核となる「バイブコーディング」というAIとの対話戦略は、プラットフォームに依存しません 。Live2D SDKが対応するAndroidやWeb(HTML5)といった他の環境においても、本書で示すプロセスは応用できるはずです 。 ■本書で学べること ・AIに「雰囲気(Vibe)」を伝えて既存のコードを「改造」する、新しいAI対話戦略 ・Live2D SDKの公式サンプルをベースに、AIを使って機能を追加・変更していく実践的プロセス ・ポモドーロタイマー、お天気API連携、占いミニゲームなど、具体的なアプリをAIとペアプロ開発する体験 ・AppleのFoundation Models Frameworkを活用し、LLM(Apple Intelligence)と連携する対話型キャラクターUIの実装 ・AIが生成したコードのエラーを特定し修正する「AIデバッグ」の具体的な試行錯誤(本書は成功例と失敗例をありのままに記録した「実験レポート」でもあります) ■こんな方におすすめ ・SwiftやiOS開発の知識があり、「いつものUIコンポーネント」に飽きているアプリ開発者の方 ・魅力的なモデルを持っているが、プログラミングの壁でアプリ化できていないLive2Dクリエイターの方 ・GPTに指示を出しても、なかなか期待通りのコードが得られないと感じているAI活用に悩む方 【注意】 本書で扱うLive2D SDKは、C++、Objective-C、CMakeといった高度なプログラミング知識を前提としています 。プログラミング経験が浅い方には、第1章の環境構築から難易度が高めなことをあらかじめご了承ください 。 ■本書の構成 第1章 開発環境のセットアップ Live2D SDKサンプルをビルドし、AI(Codex)に既存プロジェクトの構造を分析させます 。 第2章 バイブコーディングとは Googleの解説ページを参考に、本書で実践するAIとの対話戦略の基礎を学びます 。 第3章 バイブコーディングの実践 AIへの指示だけで縦画面対応やドラッグ移動など、最初の「改造」を行います 。 第4章 作って慣れる!ユーティリティアプリ開発 ポモドーロ、アラーム、お天気アシスタントを開発。「AIデバッグ」もここで体験します。 第5章 インタラクティブなミニゲーム開発 占いや話題メーカー、10秒タイマー、限界タップチャレンジなど、ユーザー操作とモーションを連携させます 。 第6章 応用と発展 LLM(Apple Intelligence)との対話アプリを実装し、最後は全機能の統合(全部入りアプリ)という壮大なリファクタリング実験とAIデバッグに挑みます 。







