犯行に至る病
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文学フリマ東京41頒布予定 文庫(カバー付き)/186頁 序文 本書は眞崎十一によって企画発案され、一本の長編小説を四分割しそれぞれの章を異なった作者によって執筆する所謂リレー小説の第四弾である。第二弾、第三弾、第四弾は同時進行に執筆され、第一弾同様に面白ければどんなことをしても良いという依頼の下執筆されている。その結果、第一弾である『探偵に至る病』から続くシリーズ物の側面が強いのみならず、眞崎の単独作品と世界観を共有するシェアードワールドの側面も帯び、企画者の想像よりも広い世界観を形成するに至っていた。 よって、もしあなたが『探偵に至る病』を読んでいないのなら先にそちらから読んだ方がより世界観やキャラクターを理解できることでしょう。勿論、過去作を読んでいなくとも本作のみでも楽しんでいただけるでしょう。 執筆者は宇津木健太郎、ソルト佐藤、たけぞう、眞崎十一(執筆順)である。この四人を纏め『岡科四人』と一つの筆名を付けた。由来は自明である。 それぞれの作者の特色が色濃く出た、おかしな物語をごゆるりとご堪能あれ。 あらすじ カナダ北西部、ユーコン準州の更に西側にある、セント・ノヴァという森の中の小さな町。そこではとある祭りが開催される。それは町全体で殺人を許容し、一人の被害者と犯人、その犯人を示す者の三者の役割が与えられ実際に殺人が行われるという悍ましいものであった。東山晶は友人から依頼され、その祭りを探偵と云う立場から欺瞞を暴き、異常なものであると町民に示すように依頼される。誰が被害者となるか、犯人となるか、探偵となるかは祭りが始まらないと分からない。しかし、町民は喜びに満ち溢れている。そんな異様な雰囲気の中、遂に被害者が現れる……
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