【シノビガミ】遥か未来の君へ、手紙を
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風が鳴いていた。 遠くで蝉が、一度だけ声を落とした。 白い部屋。 窓の向こうに、変わらぬ空。 真新しいベッド。整えられたシーツ。 花瓶の花は、息をひそめたまま咲き続けていた。 看護師の瞳は、まるで硝子のように澄んでいて── ここは、どこまでも静かで、 どこまでも、やさしかった。 でも。 ほんの少しだけ、胸が軋んだ。 涙が出そうになったのは、なぜだったろうか。 これは、あの時交わせなかった手紙の続き。 昭和■■年、終戦から■■年後。 ──僕らはいまだ、夢を見る。 忍術バトルRPG シノビガミ 「遥か未来の君へ、手紙を」 ▼制作 羽純ユウカ/fanatic(https://x.com/U_hasumi69) ▼トレーラー・部屋デザイン tk 様(https://x.com/tokka_tk)
■ シナリオ概要 ■
【人数】 :2人 【サイクル】 :3サイクル 【タイプ】 :協力 【シークエンス】 :通常 【舞台】 :現代退魔 【シーン表】 :東雲病院情景表 本シナリオはシノビガミ基本ルールブック、忍秘伝、正忍記、流派ブックのデータを使用しています。
■ HO概要 ■
■PC壱 【推奨】PC弐と異性 【使命】思い出せない。 目を覚ますと、そこは病室だった。 隣にいたのは、彼/彼女。 見覚えのある顔。けれど、名前は出てこなかった。 それなのに──どうしてだろう。 胸の奥が締めつけられる。泣きそうになる。 ■PC弐 【推奨】PC壱と異性 【使命】手紙を渡す 彼/彼女が目を覚ました。 本当なら喜ぶべきことなのに、心は静かに揺れていた。 もう一度会いたかった。けれど……それは、最後かもしれない。 だから、手紙を残すことにした。
■ 導入 ■
カーテンが、風のない部屋で揺れていた。 さっき、誰かが目を覚ました。それが「あなた」だったかどうかは──もう、よくわからない。 天井は白くて、 壁も白くて、 シーツも白くて。 静かすぎる病室にノイズはなかった。 時計の音もなくて、 点滴のリズムもなくて、 看護師の声も、まるで機械仕掛けみたいだった。 ベッドの隣に、誰かがいる。 知っているはずなのに、名前が思い出せない。喉に引っかかる何かのように、出てきそうで出てこない。だけど、懐かしくて、苦しくて、少しだけ泣きたくなった。 思い出せないのはどうしてなのだろう。 ──ここは、東雲病院。 どこかの山の中にある、誰にも知られていない場所。
■ 収録内容 ■
【シナリオ本編】 ・シナリオ本編 PDFデータ (11P) 【画像など】 ・NPC基本立ち絵 ・ルームデータ
■ 利用規約 ■
【使用範囲】 ・付属NPCイラストはシノビガミシナリオ「遥か未来の君へ、手紙を」のセッションでのみ使用できます。 【許可事項】 ・個人でのセッション使用は自由です。リプレイ公開・配信等はシナリオ名と作者名を明記の上、ご自由にどうぞ。 ・セッション使用の範囲内での加工(トリミング・サイズ変更等)は問題ありません。 【禁止事項】 ・シナリオの再配布・転載・二次配布 ・シナリオのネタバレ ・シナリオの悪用 ・イラストの再配布・転載・二次配布 ・AI学習・AI生成の素材としての使用(画像生成AIへの入力・学習データへの組み込み等を含む) ・上記の使用範囲外での使用 ・本シナリオのキャラクターについて、設定された性別の変更。また、性別不詳・性別のないキャラクターに対し性別を設定すること。 【返品について】 ・デジタルデータの性質上、購入後の返品は受け付けておりません。
■ 権利表記 ■
本作は「著:河嶋陶一朗/冒険企画局、新紀元社」が権利を有する 『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作作品です。 (C)冒険企画局/新紀元社/河嶋陶一朗「忍術バトルRPG シノビガミ」 この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
■ 更新履歴 ■
26/05/3 本編公開



