システムプログラミングハンドブック
- ¥ 660
OS を作るときに役に立つ情報へのリンクを 1 冊にまとめた書籍です。 例えば、ページングについてはIntel SDMの何ページ、という程度に細かくリンクを張ってありますので、分厚い書籍のどこを読めば良いかが分からない、ということはありません。 「30 日でできる!OS 自作入門」を読み終えたくらいの人が読めるように、リンク先の補足説明をふんだんに入れました。 ただのリンク集ではなく、リンクが多めの解説書と言っても過言ではありません。 本書にはOS を拡張する段階で役立つ情報が豊富に入っています。 また、「30 日でできる!OS 自作入門」を読み終えたので改造したいけど、どんな改造をすればいいか分からない、という場合に、ざっと眺めて改造案を考えるのにもちょうど良いかもしれません。
目次
- 第1章 このテキストについて - 第2章 プロセス - 2.1 セグメントディスクリプタ - 2.2 保護モードにおけるタスクスイッチ - 2.3 セグメントレジスタの表と裏 - 2.4 CPU の動作モード - 2.5 実アドレスモードから保護モードへの遷移 - 2.6 プロセス管理 - 2.7 スケジューリング - 2.8 プロセス間通信 - 第3 章メモリ管理 - 3.1 プロセスにメモリを割り当てる方法 - 3.2 空きメモリの管理方法 - 3.3 Linux におけるメモリ管理 - 3.4 ユーザ空間でのメモリ管理 - 3.5 ページング - 第4 章ドライバ - 4.1 フロッピー読み書き - 4.2 ハードディスクの制御 - 4.3 USB 制御 - 4.4 マルチコア - 4.5 ACPI - 4.6 APIC - 4.7 ファイルシステム - 4.8 PCI/PCI express - 4.9 メモリマップ - 4.10 UEFI - 4.11 I/O アドレスマップ - 第5 章開発環境 - 5.1 プログラミング言語 - 5.2 ファイル形式 - 5.3 ツールチェイン - 5.4 エミュレータ - 5.5 実機実行 - 5.6 GNU binutils - 5.7 make - 5.8 GDB (GNU Project debugger)